IM-FormaDesigner IM-ContentsSearch for IM-FormaDesigner 操作ガイド 第6版 2023-10-31

6. Forma全文検索のクローラジョブの操作方法

IM-ContentsSearch 、 IM-ContentsSearch for IM-Workflow 、 IM-ContentsSearch 検索対象追加機能( IM-FormaDesigner )を設定している環境では、 IM-Workflow と IM-FormaDesigner の案件の全文検索を行うことができます。
IM-Workflow 全文検索機能は、一時保存を除くすべての案件を対象に検索を実行できます。

6.1. Forma全文検索のクローラジョブの基本仕様

基本的な仕様に関しては、ワークフロークローラと同じ内容となるため、「IM-ContentsSearch for IM-Workflow仕様書」を参照してください。
  • 差分クローリング

    差分クローリングのタイミングは、ワークフローのクローラと同じく関連する案件の処理やアーカイブが行われたタイミングで、検索対象として登録、更新を行います。
    Forma全文検索管理画面で対象項目を変更した場合には、再作成クローリングを行わないと、対象のすべての案件に設定した検索対象項目での検索が行えませんので注意してください。

6.2. Forma全文検索のクローラジョブの操作方法

Forma全文検索を行うためのクローリングジョブの実行手順は、以下の通りです。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. 「ジョブネット一覧」→「IM-ContentsSearch クローラ」から実行するクローラジョブをクリックします。

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    コラム

    • 差分クローリング

      最終クロール日時より後に処理が行われた案件を対象としたクローリングを行う場合に実行します。
      一度再作成クローリングを行った後に、定期的にクローリングを行う場合にはこの差分クローリングを実行します。
      全文検索の対象項目に設定した内容を変更した場合、変更後に申請・承認等が行われた案件に対して検索対象(コンテンツ)を登録・更新したい場合などに実行します。
    • 削除クローリング

      以前に実行したクローリングで登録・更新されたコンテンツ(検索するための情報)を削除するためのジョブです。
      再作成クローリングでは、内部的にこの削除クローリングの実行後に差分クローリングでコンテンツをすべて再作成しているため、単独で実行する必要はありません。
    • 再作成クローリング

      IM-ContentsSearch を設定した初回のクローリングを行う場合に実行します。
      全文検索の対象項目に設定した内容を変更した場合、変更前から遡って検索対象(コンテンツ)を更新したい場合などに実行します。

      注意

      すべての案件を対象としたクローリングを行うため、案件数に比例して所要時間が長くなりますので、注意してください。
  3. 「即時実行」をクリックします。ジョブが実行されます。
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  4. 「ジョブネットモニタ一覧」をクリックします。
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  5. 実行したジョブのステータスが「成功」となっていることを確認します。
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  6. 以上で、クローリングジョブを実行することができました。