intra-mart Accel Platform BackwardSync(version 7.2へのマスタ同期)仕様書 初版 2013-04-01

アカウント同期

機能

アカウント同期は、intra-mart Accel Platformのアカウントとアカウントライセンス情報を抽出してXML形式のファイルを出力する機能です。これをおこなうジョブが用意されており、出力されたXMLファイルをiWP / iAFに対してインポートすることでアカウント同期を実現することができます。
アカウント同期はあくまでintra-mart Accel Platformで動作を行う範囲に限定されています。ゆえに、出力されたファイルをiWP / iAFへインポートを行う必要があります。

コラム

iWP / iAFにはアカウントはCSVとXML形式のインポートを用意していますが、本機能では
XML形式のみの出力となっており、CSV形式は用意されておりません。

対象データ

アカウント同期は、以下のデータを対象としています。

  • アカウント
  • アカウントライセンス

注意

ロール、アプリケーションロール(アプリケーションライセンス)は対象外となっております。

データマッピング

出力されるXMLの値には、intra-mart Accel Platformの該当データが出力対象となっています。

XML 名称 該当(テーブル)データ
user-id ユーザコード b_m_account_b.user_cd
locale ロケール b_m_account_b.locale_id
encoding エンコーディング b_m_account_b.encoding
password パスワード b_m_account_b.password
mobile-password モバイル用パスワード b_m_account_b.password
note 説明 b_m_account_b.notes
valid-start-date 有効期間開始日 b_m_account_b.valid_start_date
valid-end-date 有効期間終了日 b_m_account_b.valid_end_date
go-out 外出フラグ false固定
license ライセンス im_account_licenseでPLATFORMのレコードがある場合にtrue
im_first_login 初回ログイン b_m_account_attr_b im_first_loginの属性値

機能

アカウント同期で用意されている機能は以下のとおりです。

ジョブ

アカウントのXMLファイル出力を実行するためのジョブになります。
jp.co.intra_mart.system.account_backward_sync.job_scheduler.AccountBackwardSyncExporterJob
ジョブ実行パラメータ
キー 説明
EXPORT_CONFIG_FILE_PATH
エクスポートの設定ファイルを指定します。
(パブリックストレージのルートパスからのパス)
backward_sync/account/config/account_backward_sync_config.xml

ジョブネット

実行ジョブにアカウント同期ジョブを指定したものになります。

エクスポート

エクスポータがファイル出力するためのDataExporterの実装クラスです。
jp.co.intra_mart.system.account_backward_sync.account.data.AccountInfoXmlExporterV7

シーケンス

アカウント同期で用意されている機能がどのようにして実行されるかを示しています。

Account job sequence

設定ファイル

エクスポータ(plugin.xml)

エクスポート機能を利用するために用意しているファイルです。

注意

このファイルの内容は変更を行わないでください。

ジョブ実行(account_backward_sync_config.xml)

ジョブを実行する際にファイルのエンコード・フォーマット・保存場所等を指定するために用意しているファイルです。
タグ名 entry

【設定項目】

<properties>
  <entry key="encoding">UTF-8</entry>
  <entry key="format_xml">true</entry>
  <entry key="file">backward_sync/account/data/accountV7.xml</entry>
</properties>

必須項目
複数設定
設定値・設定する内容
属性keyに対する値 設定値 説明
encoding UTF-8 エンコードを指定します。
format_xml true フォーマットがXMLであることを指定します。
file ファイルパス 保存場所(パブリックストレージのルートパスからのパス)を指定します。
単位・型 なし
省略時のデフォルト値 なし
親タグ properties

【属性】

属性名 説明 必須 デフォルト値
key 指定する設定値を決定します。 なし

注意

encoding、format_xmlの設定値はプログラム内でエクスポータが利用している値のため変更は行わないでください。