6.6.2. 編成した予算を使用してKaiden!の申請を実施する¶
本項では、編成した予算を使用して Kaiden! の申請を実施する際の方法を説明します。「事前申請書」、「精算申請書」、「請求書払申請書」で編成した予算を使用して申請することが可能です。予算と連携した申請を実施するには、以下の手順が必要です。
- 予算関連マスタの設定
- コンテンツ定義の作成
- ルート定義の作成
- フロー定義の作成
6.6.2.1. 予算との連携手順¶
6.6.2.1.1. 予算関連マスタの設定¶
予算と連携した申請を実施する場合、以下のマスタの設定が必要です。予算関連マスタの補足も併せて参照ください。
マスタ 必須 概要 予算単位マスタ ○ 予算単位を管理します。 予算バージョンマスタ ○ 予算バージョンを管理します。 予算マスタ ○ 予算を管理します。
6.6.2.1.2. ガジェットのインポート¶
予算と連携した申請を実施する場合、以下の予算に関するガジェットのインポートが必要です。ガジェットの定義ファイルは「%システムストレージ%/kaiden/generic/gadget」に格納しています。『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「基本」-「設定の流れ」-「動作確認」-「GadgetBuilder定義インポート」を参照して実施してください。
ファイル名 ガジェット名 必須 budgetAdvance_v01.xml 予算連携 ○ budgetSettle_v01.xml 予算実績連携 ○ allowanceDetail_v07.xml 日当明細(予算)自動引当 allowanceDetail_v08.xml 日当明細(予算)手動引当 expenseDetail_v07.xml 経費明細(予算)自動引当 expenseDetail_v08.xml 経費明細(予算)手動引当 lodgeDetail_v07.xml 宿泊明細(予算)自動引当 lodgeDetail_v08.xml 宿泊明細(予算)手動引当 routeDetail_v07.xml 旅程明細(予算)自動引当 routeDetail_v08.xml 旅程明細(予算)手動引当 billPaymentInfo_v01.xml 請求書払情報(予算連携) ○ billPaymentInfo_v04.xml 請求書払情報(外貨支払, 予算連携) ○ billPaymentDetail_v02.xml 請求書払明細(予算)自動引当 billPaymentDetail_v03.xml 請求書払明細(予算)手動引当 billPaymentDetail_v05.xml 請求書払明細(外貨支払, 予算)自動引当 billPaymentDetail_v06.xml 請求書払明細(外貨支払, 予算)手動引当
6.6.2.1.3. コンテンツ定義の作成¶
事前申請書で予算の自動設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「予算連携ガジェット」と連携用の明細ガジェット「自動引当」を選択してください。 事前申請書で手動で予算の設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「予算連携ガジェット」と連携用の明細ガジェット「手動引当」を選択してください。 精算申請書で予算の自動設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「ガジェット」と連携用の明細ガジェット「自動引当」を選択してください。 精算申請書で手動で予算の設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「予算実績連携ガジェット」と連携用の明細ガジェット「手動引当」を選択してください。 請求書払申請書で予算の自動設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「請求書払情報(予算連携)ガジェット」と連携用の明細ガジェット「自動引当」を選択してください。外貨支払いを行う場合、「請求書払情報(外貨支払, 予算連携)ガジェット」を選択してください。 請求書払申請書で手動で予算の設定を行うコンテンツ定義を作成する場合、利用ガジェット設定で、「請求書払情報(予算連携)ガジェット」と連携用の明細ガジェット「手動引当」を選択してください。外貨支払いを行う場合、「請求書払情報(外貨支払, 予算連携)ガジェット」を選択してください。