3.1.3. クエリー¶
本項では、レポートのクエリーの操作方法を説明します。
3.1.3.1. クエリーとは¶
レポートでは、条件設定に指定した検索条件をクエリーとして保存できます。クエリーを指定して検索すると、クエリーとして保存した検索条件を使用して検索することができます。クエリーには、「パブリッククエリー」と「プライベートクエリー」があります。
パブリッククエリー レポートを参照可能なユーザ全員が使用可能なクエリーです。 プライベートクエリー レポートを作成したユーザのみが使用可能なクエリーです。「連携」機能を使用すると、他のユーザへクエリーを連携できます。「初期検索」機能を使用すると、初期表示時にクエリーで検索できます。
3.1.3.4. クエリーを使用してエクスポートする¶
保存したクエリーを検索条件に設定してエクスポートできます。
「クエリー」ボタンをクリックします。 「エクスポート」アイコンをクリックします。 エクスポート設定画面がポップアップで表示されます。必要に応じて設定を変更します。
ヘッダー行出力有無エクスポートファイルのヘッダー行出力有無を選択します。 文字コードエクスポートファイルの文字コードを設定します。(UTF-8、SHIFT-JIS) 区切り文字エクスポートファイルの区切り文字を設定します。(カンマ「,」、タブ「\t」) 囲み文字エクスポートファイルの囲み文字を設定します。(ダブルクォーテーション「”」) 「実行」ボタンをクリックすると、保存したクエリーに設定された検索条件で検索した結果を、CSVファイルでダウンロードします。
3.1.3.5. クエリーを他のユーザに連携する¶
保存したプライベートクエリーを、ログインユーザが認可の参照権を持つ会社に主所属のユーザに連携できます。認可の参照権を持つ会社に副所属の場合、クエリーを連携できません。
「クエリー」ボタンをクリックします。 「連携」アイコンをクリックします。 クエリーを連携するユーザを検索するポップアップが表示されます。 クエリーを連携するユーザを選択して、右アイコンをクリックします。 「実行」ボタンをクリックすると、右側のリストに表示されたユーザへクエリーを連携します。 クエリーを連携しました。 クエリーを連携したユーザでアクセスすると、連携したクエリーが表示されます。 「連携」ボタンをクリックして連携すると、チェックしたクエリーを全て連携します。
3.1.3.7. 初期表示時にクエリーを使用して検索する¶
保存したプライベートクエリーを、初期検索クエリーとして初期表示時に検索条件へ設定して検索できます。
「クエリー」ボタンをクリックします。 「初期検索」をチェックします。 初期検索クエリーが設定されました。コラム
初期検索クエリーは1件のみ設定が可能です。初期検索を設定したクエリーはポートレットで追加したレポートの初期検索にも使用されます。パブリッククエリーは初期検索設定できません。パブリッククエリーを利用したい場合は一度プライベートクエリーに保存した上でご利用ください。 初期表示時に初期検索クエリーを検索条件に設定して、検索が実行されます。 「初期検索」のチェックを外します。 初期検索クエリーが解除されました。