intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / 管理者操作ガイド 第24版 2024-04-01

7.3.3.1. Microsoft 365Teams履歴取込

本項では、「Microsoft 365」からMicrosoft Teamsの履歴データを取得/登録する方法を説明します。

7.3.3.1.1. 概要

Microsoft 365Teams履歴取込は、Microsoft 365のMicrosoft Teamsの履歴データを取得します。
取得したMicrosoft Teamsの履歴データは客観時間の登録に利用することができます。
加えて、ジョブパラメータの「削除モード」、「削除対象判定期間/削除対象判定日付」の設定値より、intra-mart Accel Kaiden!に登録済みの削除対象となった履歴データを削除します。
Teamsログ取得モードが全件取得モードの場合、取得可能な全ての期間の履歴を取得します。
Teamsログ取得モードが差分取得モードの場合、前回取得した履歴からの差分を取得します。
取得した履歴のユーザIDが「Microsoft 365連携ユーザ設定」で未登録の場合、ユーザと「Microsoft 365」の紐付けができず客観時間の登録に利用できません。

7.3.3.1.2. ジョブネットの設定

ジョブネットの設定を行います。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. ジョブネット一覧(画面左部)の「Microsoft 365Teams履歴取込」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0147.png
  3. 「編集」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0247.png
  4. 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。
    ../../../../../_images/jobnet_0347.png

    コラム

    設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。
    トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    コラム

    複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。
    ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
    ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
    kaiden-jobnet-prlb-microsoft365-external-01-microsoft365TeamsLogsDataImport 勤務管理/ Microsoft 365 / 外部 / Microsoft 365Teams履歴取込
  5. 編集後、「更新」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0447.png
  6. 確認ポップアップの「決定」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0547.png
  7. ジョブネットが設定されました。
    ../../../../../_images/jobnet_0647.png

7.3.3.1.2.1. 実行パラメータ

設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値
エラースキップ
error_skip
会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。
(省略時:false)
ロック待ち時間
lock_wait
ロックの待ち時間を設定します。
(省略時:10秒)
コンダクター
conductor
ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。
カンマ区切りで複数指定できます。
AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。
(省略時:コンダクターを使用しません。)
会社コード
company_cd
インポートを行う会社の会社コードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
Teamsログ取得モード
log_get_mode
ログの取得モードを設定します。
(省略時:1)
  • 0 : 全件取得
  • 1 : 差分取得
削除モード
delete_period_mode
削除モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 期間指定
  • 2 : 日付指定
削除対象判定期間
/削除対象判定日付
delete_period_value
削除対象を判定する期間、または日付を設定します。
(省略時:3)
  • 期間指定時: 月数を設定します。
  • 日付指定時: 日付(yyyy/MM/dd)を設定します。
  • 削除対象のTeamsログデータ
    削除対象となるTeamsログデータは次の通りです。
    但し、現在日付から1か月以内のTeamsログデータの削除は行いません。
    1. 削除モード(delete_period_mode)を期間指定(1)に設定した場合
      現在日付から削除対象判定期間に設定した月数分前の日付より、照合ログ日時が過去となるTeamsログデータを削除します。
      削除対象判定期間を設定しない場合は、現在日付から3か月前の日付より、照合ログ日時が過去となるTeamsログデータを削除します。

      コラム

      例①(削除対象判定期間を設定しない場合)
      削除モード:1、削除対象判定期間:3、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/11/14以前のTeamsログデータ を削除します。

      コラム

      例②
      削除モード:1、削除対象判定期間:12、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/02/14以前のTeamsログデータ を削除します。

      コラム

      例③
      削除モード:1、削除対象判定期間:1、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2022/01/14以前のTeamsログデータ を削除します。
    2. 削除モード(delete_period_mode)を日付指定(2)に設定した場合
      削除対象判定日付に設定した日付より、照合ログ日時が過去となるTeamsログデータを削除します。
      削除対象判定日付を設定しない場合は、ジョブ実行時にエラーが発生します。

      コラム

      例④
      削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2021/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/02/14以前のTeamsログデータ を削除します。

      コラム

      例⑤
      削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2022/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2022/01/14以前のTeamsログデータ を削除します。