2.1. 管理者ユーザができること¶
2.1.1. 管理者画面¶
管理者向けに提供する管理者画面機能を以下に示します。
管理者画面は会社間の認可を考慮しない管理者機能と、会社間の認可を考慮する管理者機能(会社管理者機能)の2種類づつ存在します。 会社管理者機能では認可のある会社の対象ユーザに対してしか管理することができません。
メールメンテナンス
全ユーザのメールに対して、以下の操作ができます。
- メールの参照
- メールの削除
- 添付ファイルの削除
また、オプションによりメールの実データ削除をユーザの削除操作から分離している場合は、実態が削除されていないメールの残件数を確認できます。
ユーザ環境設定
ユーザ単位で、以下の環境設定ができます。
- 最大使用データ量(単位: MB)
- メールの有効保存期間
利用状況表示
全ユーザのメール利用状況を表示できます。
EMLエクスポートタスク管理
EMLエスクポートはユーザがタスクを依頼する形で依頼登録され、ジョブによって非同期に順次処理されます。 EMLエクスポートタスク管理では依頼されたタスクの状況確認や管理をすることができます。
2.1.2. ジョブ・ジョブネット¶
以下のジョブネットを提供します。
期限切れ添付ファイル削除
システム設定ファイルで設定された保管期間を過ぎて保存されているメールの添付ファイルを削除し使用容量の削減を図ります。
期限切れメール削除
ユーザごとに設定した保管期限を過ぎて保存されているメールを削除し使用容量の削減を図ります。
利用者環境設定情報エクスポート
利用者環境設定情報を全てエクスポートします。
利用者環境設定情報インポート
利用者環境設定情報をインポートします。インポートファイルの情報は追記・上書きされます。インポートファイルに無いユーザの情報はそのまま残されます。
利用者環境設定情報置換インポート
利用者環境設定情報を一度全て削除してから、インポートします。
添付ファイル保存位置是正
8.0.0, 8.0.1, 8.0.2 で発生する添付ファイルの保存位置が不正になる(画面から添付ファイルがダウンロードできなくなる)問題について、すでに保存されている添付ファイルの位置を是正するジョブです。 問題が発生しないなければ実行する必要はありません。
無効メールの実データ削除
設定によりメールの実データ削除をユーザ操作から分離している場合、このジョブを設定して非同期的に実行することで無効になったメールの実データを削除できます。
EMLエクスポート
ユーザが登録したEMLエクスポート依頼を順次処理し、ストレージにエクスポートファイルを出力します。