intra-mart Accel Documents Secure Download Option 2023 Spring リリースノート 初版 2023-04-01

5. システム要件

当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。

5.1. サーバ要件

5.1.1. intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )

  • intra-mart Accel Platform 2023 Spring ( Standard Edition 、 Advanced Edition 、 Enterprise Edition 、 Basic Edition 、 Professional Edition )
  • 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。( Red Hat Enterprise Linux 、および、 Amazon Linux を除く)
  • 利用する intra-mart Accel Documents のサーバ要件に準じます。

コラム

intra-mart Accel Documents のサーバ要件は「 intra-mart Accel Documents リリースノート 」に記載があります。

「 intra-mart Accel Documents リリースノート 」はドキュメントライブラリから閲覧することはできません。

プロダクトファイルダウンロード 」からダウンロードしてください。

注意

スタンドアローン構成 で運用する場合は、 Red Hat Enterprise Linux 、および、 Amazon Linux での構築をサポートしません。

注意

intra-mart Accel Documents Secure Download Option を利用する場合は、 intra-mart Accel Documents 、および、 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform が必要です。

intra-mart Accel Documents Secure Download Option 単体で利用することはできません。

intra-mart Accel Documents 以外で intra-mart Accel Documents Secure Download Option と同等の機能を利用したい場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform の機能を利用してください。

IM-PDFCoordinator for Accel Platform を利用する場合、 intra-mart Accel Documents Secure Download Option とライセンス体系が異なりますので注意してください。

注意

次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。

異なる組み合わせはサポート対象外です。

  • intra-mart Accel Platform のバージョン
  • intra-mart Accel Documents Secure Download Option のバージョン
  • 連携エンジン PDFメイクアップ のバージョン

連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 intra-mart Accel Documents Secure Download Option セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。

注意

intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )は、 連携エンジン PDFメイクアップ が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なサーバ要件について 」を参照してください。

5.1.2. PDF処理サーバ ( 分散構成 )

種別 製品名
オペレーティングシステム
Windows Server 2012 日本語版(64bit)

Windows Server 2012 R2 日本語版(64bit)

Windows Server 2016 日本語版(64bit)

Windows Server 2019 日本語版(64bit)

Windows Server 2022 日本語版(64bit)
ハードウェア 各OSの安定稼動が可能となるPC
必要メモリ容量(JVM) 推奨する最小構成 2GB 以上
JDK
Oracle JDK 8

Oracle JDK 11
Web Application Server
Apache Tomcat 8.5.x

Apache Tomcat 9.0.x

注意

分散構成 で運用する場合、 PDF処理サーバ が必要です。

また、 PDF処理サーバ を複数台設置することで、負荷分散(ラウンドロビン方式)が可能です。

注意

intra-mart Accel Documents Secure Download Option を利用する場合は、 intra-mart Accel Documents 、および、 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform が必要です。

intra-mart Accel Documents Secure Download Option 単体で利用することはできません。

intra-mart Accel Documents 以外で intra-mart Accel Documents Secure Download Option と同等の機能を利用したい場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform の機能を利用してください。

IM-PDFCoordinator for Accel Platform を利用する場合、 intra-mart Accel Documents Secure Download Option とライセンス体系が異なりますので注意してください。

注意

PDF処理サーバ で使用するJDKのバージョンは、 intra-mart Accel Platform で使用するJDKのバージョンと揃えてください。

注意

次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。

異なる組み合わせはサポート対象外です。

  • intra-mart Accel Platform のバージョン
  • intra-mart Accel Documents Secure Download Option のバージョン
  • 連携エンジン PDFメイクアップ のバージョン

連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 intra-mart Accel Documents Secure Download Option セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。

注意

PDF処理サーバ ( 分散構成 )は、 連携エンジン PDFメイクアップ が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なサーバ要件について 」を参照してください。

5.1.3. 追加で必要なサーバ要件について

連携エンジン PDFメイクアップ を動作させるために、対象サーバにメモリ容量、ディスク容量、および、CPUが追加で必要です。

必要な容量については、次の通りです。

種別 製品名
必要メモリ容量(連携エンジン) 4GB以上
必要ディスク容量(連携エンジン)

次の合計値

  • 10GB以上( PDF処理サーバ の場合は20GB以上)
  • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
CPU 2GHz以上を推奨

注意

一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。

intra-mart Accel Documents Secure Download Option は、次の一時ディレクトリを使用します。

  • オペレーティングシステムの一時ディレクトリ
  • Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
  • intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ

一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDF帳票の出力に失敗する可能性があります。

注意

CPUのコア数については、同時処理要求が発生する頻度とファイルサイズに応じて必要なコア数を用意してください。

5.2. クライアント要件

利用する intra-mart Accel Platform の クライアント要件 に準じます。

注意

セキュリティ機能 の 保存場所制限 、または、 閲覧期限制御 を使用する場合、クライアント要件は次の通りです。

詳細については、「 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御 」を参照してください。

OS ブラウザ プラグイン
Windows 10 Internet Explorer 11
Adobe Acrobat Reader

Adobe Acrobat

上記クライアント要件以外の組合せは対応していません。

注意

Microsoft Internet Explorer 11 のサポート終了に伴い、「 保存場所制限 」、および、「 閲覧期限制御 」の2機能は2022年6月15日をもってサポートを終了いたしました。

5.3. ライセンス要件

  • ユーザ数に応じたライセンスが必要です。
  • 分散構成で運用する場合、導入する PDF処理サーバ 数に応じたライセンスが追加で必要です。

注意

intra-mart Accel Documents Secure Download Option を利用する場合は、 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform が必要です。

そのため、 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform のライセンスが別途必要です。

5.4. セキュリティ要件

5.4.1. オープンパスワード ・ セキュリティパスワード

  • オープンパスワード を付与した際、設定できるセキュリティの暗号化レベルは次の通りです。

    • 128bit RC4
    • 128bit AES
  • オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード は、PDF閲覧ソフト、または、Webプラグインでの Adobe 製品上での閲覧のみ対応しています。

注意

オープンパスワード と セキュリティパスワード に同一のパスワードを設定した場合、

PDFファイルを開くと付与したセキュリティが必ず解除されます。

そのため、 オープンパスワード と セキュリティパスワード は異なるパスワードを設定してください。

注意

オープンパスワード と セキュリティパスワード を併用して使用することを推奨します。

5.4.2. 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御

  • 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Adobe 製品でのみ解読可能な JavaScript を、PDFファイルに埋め込むことで制限をかけています。そのため、 保存場所制限 や 閲覧期限制御 を設定したPDFファイルでもダウンロードは可能です。
  • 保存場所制限 は、Webプラグインとして指定する Adobe 製品が認識するURLでチェックをします。

注意

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はブラウザでのみ動作する機能です。PDF閲覧ソフト単体では動作しません。

利用する際は、Webプラグイン、および、 JavaScript の設定が必要です。

注意

画面のキャプチャを制限する機能はありません。

注意

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はPDFの規格とは異なる形でセキュリティを付与します。

そのため、Webプラグインのバージョンアップにより、機能が正常に動作しなくなる恐れがあります。

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は補助的な位置づけのため、セキュリティ強度の高い オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード と併用して使用することを推奨します。

注意

Microsoft Internet Explorer 11 のサポート終了に伴い、「 保存場所制限 」、および、「 閲覧期限制御 」の2機能は2022年6月15日をもってサポートを終了いたしました。