3.4.2. イントラネット・スタートパック の権限設定をご利用の場合¶
ここでは イントラネット・スタートパック と intra-mart Accel Collaboration の権限設定について記述します。
3.4.2.1. イントラネット・スタートパック と各々の権限設定方法の機能の違い¶
intra-mart Accel Collaboration でスケジュール認可が行えるようになったことにより、イントラネット・スタートパック のアクセス権設定と近い設定が intra-mart Accel Collaboration でも行えるようになりました。イントラネット・スタートパック で利用されていた権限の主要な動作が intra-mart Accel Collaboration (スケジュール共有グループアクセス権・スケジュール認可)ではどのような設定に該当するのかについてまとめた表が以下の通りです。< イントラネット・スタートパック アクセス権ベースによる比較表>
機能 ISP iAC (スケジュール共有グループアクセス権) iAC (スケジュール認可) 権限なし 〇 〇 (共有グループ) 〇 一部参照可 〇 x x 参照可 〇 x 〇 登録可 〇 〇 〇 秘書権 〇 〇 (代理) 〇 (代理) [凡例]○・・・機能ありx・・・機能なしイントラネット・スタートパック のアクセス権では各組織に設定することによって以下のような操作が可能でした。
秘書権 : スケジュールの参照および登録が可能です。また、権限を与えられた組織のユーザが権限を与えたユーザのスケジュールの編集を編集、削除が可能。 登録可 : スケジュールの参照および登録が可能です。 参照可 : スケジュールの参照が可能です。 一部参照可 : スケジュールの存在有無のみの参照が可能です。 権限無し : スケジュールの参照および登録が行えません。
3.4.2.2. イントラネット・スタートパック での設定の intra-mart Accel Collaboration での再現例¶
イントラネット・スタートパック のスケジュールグループアクセス権の設定をスケジュール認可で再現する設定方法の一例を紹介します。
イントラネット・スタートパック で各組織に以下のようなアクセス権設定が行われたとします。<組織Aの場合><組織Bの場合><組織Cの場合>[権限詳細]組織Aは、組織Aおよび組織Bに対して「登録可」権限を設定します。組織Aは、組織A、B以外の組織に対して「権限なし」権限を設定します。組織Bは、組織Cに対して「登録可」権限を設定します。組織Bは、組織Dに対して「参照可」権限を設定します。組織Bは、組織C、D以外の組織に対して「権限なし」権限を設定します。組織Cは、組織Aに対して「権限なし」権限を設定します。組織Cは、組織Bに対して「登録可」権限を設定します。組織Cは、組織A、B以外の組織に対して「参照可」権限を設定します。 1.の権限で各組織が他の組織に対してどのような操作が行えるかを明確にします。上記の例の場合、組織Aは以下の通りです。<組織A>組織Aに所属するユーザは、組織Aに所属するユーザのスケジュールに対して参照および登録が行えます。組織Aに所属するユーザは、組織Bに所属するユーザのスケジュールに対して参照は行えますが登録は行えません。組織Aに所属するユーザは、組織C、組織Dに所属するユーザのスケジュールに対して参照および登録が行えません。※組織Aと同様に組織Bから組織Dの権限状態を明確にします。 上記の関係(組織が他の組織のスケジュールに対して、登録および参照が可能なのか)を表形式にまとめます。※登録が行える場合は、「登録」、「参照」いずれもチェックを入れます。※参照のみ行える場合は、「登録」にはチェックを入れず、「参照」のみにチェックを入れます。※参照および登録が行えない場合は、「登録」、「参照」いずれもチェックを入れません。
グループ アクション 組織A 組織B 組織C 組織D 組織A 参照
登録
〇
〇
x
x
x
x
〇
〇
組織B 参照
登録
〇
x
〇
〇
〇
x
〇
〇
組織C 参照
登録
x
x
〇
x
〇
〇
〇
〇
組織D 参照
登録
x
x
〇
〇
〇
x
〇
〇
まとめた表を認可設定画面またはスケジュール管理者操作画面で設定します。