3.3.1. 通常動作¶
3.3.1.1. 概要¶
スケジュール認可とは、intra-mart Accel Platform の認可機構を利用し、「誰が誰のスケジュールに対して、どのような操作を許可するのか」について設定および制御する権限設定方法です。intra-mart Accel Platform の認可機構の詳細は「 認可仕様書 」を参照してください。スケジュール認可の特徴としては以下の通りです。
「誰が誰のスケジュールに対して、どのような操作を許可するのか」のうちの「誰が」の設定は認可機構のサブジェクトで設定します。サブジェクトは以下のカテゴリから設定可能です。
ユーザ ロール 会社組織 役職 パブリックグループ パブリックグループ役割サブジェクトの設定は intra-mart Accel Collaboration のマスタメンテナンス画面、または認可設定画面で設定が行えます。 「誰が誰のスケジュールに対して、どのような操作を許可するのか」のうちの「誰のスケジュールに対して」の設定は認可機構のリソースで設定します。リソースは以下のカテゴリから設定可能です。
ユーザ ロール 会社組織 会社組織(配下含む) 役職 パブリックグループ パブリックグループ(配下含む) パブリックグループ役割リソースの設定は intra-mart Accel Collaboration のマスタメンテナンス画面で設定が行えます。 「誰が誰のスケジュールに対して、どのような操作を許可するのか」のうちの「どのような操作を許可するのか」の設定は認可機構のポリシーで設定します。ポリシーは設定したリソースおよびサブジェクトに対して設定できます。設定可能な操作は「登録」と「参照」の2種類です。ここで設定した情報をもとに、ユーザの操作範囲が確定されます。コラム
スケジュール認可の設定で、登録可の設定は参照可の設定を包含します。つまり、参照操作で許可しない、登録操作で許可するという設定を行った場合、動作上は参照および登録ともに可能という設定です。コラム
スケジュール認可におけるリソースの作成方法、サブジェクトの設定方法に関しては「 intra-mart Accel Collaboration スケジュール 管理者操作ガイド 」-「 スケジュールユーザ認可リソースを管理する 」を参照してください。スケジュール認可の基本動作としては以下の通りです。参照条件「スケジュールに参照可能な参加者か施設が一つでも含まれている場合、スケジュールの参照が可能です。」登録条件「スケジュールの全参加者および全施設が登録可能な場合、スケジュールの登録および編集が可能です。」※自分自身への権限は常に参照および登録が可能です。コラム
操作ユーザが登録したスケジュールは、登録後に権限変更された場合でもスケジュールの編集は可能です。ただし、ユーザや施設の追加は、操作時点でのスケジュール認可の設定に従います。
3.3.1.2. 通常動作の例¶
スケジュール認可利用時の基本的な動作パターンを学びます。