intra-mart Accel Archiver セットアップガイド 第16版 2024-04-01

9. 関連アプリケーションのインストール

9.1. PDF変換・PDFセキュリティ付与ソフト

PDF変換・PDFセキュリティ付与ソフトを導入することで、下記の機能が利用可能です。
・登録したコンテンツをPDFファイルに変換し、セキュリティ対策のオプションを設定する。
・コンテンツのサムネイル表示を行う。
以下の組み合わせより必要なソフトのインストールを行ってください。

注意

PDF変換ソフトは IM-PDFAutoConverter を推奨します。
※LibreOfficeの場合、変換精度が低く、画像等が正しくPDF変換されない場合があります。

注意

IM-PDFCoordinator for Accel Platformの「 保存場所制限 」機能のサポート終了に伴い
IM-PDFCoodinator連携モジュールは「非推奨(動作保証外)」となりました。
 
IM-PDFAutoConverter
+
IM-PDFCoordinator
IM-PDFAutoConverter   LibreOffice インストールしない
サムネイル      表示可      表示可      表示可    表示不可
PDF変換
     変換可
  (変換精度:高)
     変換可
  (変換精度:高)
     変換可
  (変換精度:低)
   変換不可
オプション        
 ・印刷制限
 ・編集制限
 ・テキスト抽出制限
     使用可      使用可      使用可 ※      ―
 ・ブラウザ以外の
  参照制限
     使用可     使用不可     使用不可      ―

  ※ LibreOffice 使用の場合、既にPDF化されているファイルにはオプションを設定できません。

注意

「wkhtmltopdf」 は2023年1月にアーカイブされました。
そのため、下記に記載の「wkhtmltopdf」 のセットアップと運用は非推奨となりました。

IM-FormaDesigner 、IM-BIS のフォームをPDFファイルとして intra-mart Accel Archiver のコンテンツとして登録する場合、 「wkhtmltopdf」ツールのインストールが必要です。
「wkhtmltopdf」ツールのインストールについては、「 IM-FormaDesigner セットアップガイド 」の「 wkhtmltopdfのインストール 」を参照してください。

9.2. PDF変換・PDFセキュリティ付与ソフトのインストール方法

9.2.1. IM-PDFAutoConverterのインストール

以下よりインストール手順をご確認ください。

コラム

PDF変換ソフトに IM-PDFAutoConverter を利用する場合、一時保存フォルダがC:/temp/iaaに作成されます。
一時保存フォルダの場所を変更したい場合はデータベースのwdcm_envテーブル・env_idカラムの値が’wdcenv_pdf_tempfolder’であるレコードのvalueカラムに変更先のフォルダのパスを設定してください。
フォルダのパスには半角英数字のみ使用できます。

9.2.2. IM-PDFCoordinatorのインストール

以下よりインストール手順をご確認ください。

9.2.3. LibreOffice(Windows版)のインストール

intra-mart Accel Platform を分散環境で構築している場合には、各アプリケーションサーバにインストールする必要があります。
IM-PDFAutoConverter 利用時、本インストールは不要です。
  1. 「LibreOffice」のインストーラを下記のサイトからダウンロードしてください。

    http://ja.libreoffice.org/

  2. ダウンロードしたファイルを起動します。

../../_images/install_windows_libreoffice_1.png
  1. 「標準」を選択した状態のまま「次へ」をクリックします。
../../_images/install_windows_libreoffice_2.png
  1. 特に指定しない場合は、デフォルト値のまま「インストール」をクリックします。
../../_images/install_windows_libreoffice_3.png
  1. 「完了」ボタンをクリックします。
../../_images/install_windows_libreoffice_4.png
  1. Windowsのスタートメニューに「LibreOffice」のメニューが登録されていれば、正常にインストールが完了しています。
../../_images/install_windows_libreoffice_5.png

9.2.4. LibreOffice(Linux版)のインストール

intra-mart Accel Platform を分散環境で構築している場合には、各アプリケーションサーバにインストールする必要があります。
IM-PDFAutoConverter 利用時、本インストールは不要です。
  1. 「LibreOffice」のインストーラを下記のサイトからダウンロードしてください。

    http://ja.libreoffice.org/

  2. ダウンロードしたファイルを解凍します。

# tar zxf [ダウンロードしたファイル名]
  1. ダウンロードしてできたディレクトリ内にある「RPMS」に移動します。
# cd [ダウンロードしたファイル名]/RPMS/
  1. RPMSディレクトリ内のインストーラを全て実行します。
# rpm -Uvh *.rpm
  1. RPMSの中にある「desktop-integration」ディレクトリに移動します。
# cd desktop-integration/
  1. ショートカット作成用のインストーラを実行します。
# rpm -Uvh *redhat*.rpm

9.3. PDFタイムスタンプ付与ソフト

IM-PDFTimeStamperと連携することで、PDFファイルにタイムスタンプを付与し、コンテンツとして登録する機能を提供します。

9.3.1. IM-PDFTimeStamperのインストール

以下よりインストール手順をご確認ください。

9.3.2. IM-PDFTimeStamperの利用設定

全てのセットアップ完了後に「Accel Archiver 管理者」でログインし、 システム設定画面 より下記の設定を行ってください。
・PDFタイムスタンプ利用可否
・PDFタイムスタンプサーバURL
・PDFタイムスタンプ接続ID
・PDFタイムスタンプ接続パスワード
・タイムスタンプ処理サーバURL(タイムスタンプ分散環境構築時のみ)