5.1.5. テーブルを設定する¶
ここでは、IM-FormaDesignerで入力されたデータを管理するためのテーブルの作成方法について説明します。
Contents
5.1.5.1. テーブル設定とは¶
IM-FormaDesignerで作成したWebアプリケーションやIM-Workflow用の申請画面で入力したデータを保存するためのテーブルを「メインフォーム」で設定した画面アイテムに基づいて、自動的に作成します。
5.1.5.2. 「テーブル作成」画面の機能と各部の説明¶
「テーブル作成」画面の内容は以下の通りです。
登録
アプリケーションのデータを管理するテーブルを作成します。
ヘッダー・明細
メインフォームに配置した画面アイテムに応じて、ヘッダーテーブル・明細テーブルをテーブル単位にタブから設定します。明細テーブルは、明細テーブル単位で1つずつテーブルを作成します。テーブル名
ヘッダーテーブル、明細テーブルに設定するテーブルの物理名を30文字以内で設定します。テーブルの物理名の最大文字数はIM-FormaDesignerの設定ファイルで変更できます。テーブル定義情報
IM-FormaDesignerの管理用項目とメインフォームの入力項目の設定に基づいて、自動的に列名・データ型を設定します。データサイズ
メインフォームに配置した入力系アイテムのデータ型が「文字型」「数値型」のいずれかに合致する場合に、必要な桁数を設定します。
5.1.5.3. 入力データを管理するためのテーブルを作成・更新する¶
ステップ1:テーブル設定画面を表示する¶
- 「アプリケーション情報」画面の「テーブル設定」をクリックします。
- 「テーブル設定」画面が表示されます。
ステップ2-1:テーブルのカラム(項目)を設定する¶
メインフォームに画面アイテムの「明細テーブル」を利用していない場合には、2-1の手順のみを行います。
アプリケーションを新規に作成し、テーブル設定を行っていない場合¶
「テーブル設定情報が存在しません。」と表示されていることを確認し、「登録」をクリックします。
メインフォームに配置したプロパティ項目の「フィールド値DB登録」のチェックがオンになっている画面アイテムの項目と、IM-FormaDesignerの内部管理用項目をテーブルのカラムとして設定したテーブル情報が表示されます。
メインフォームで、プロパティ項目の「フィールド値DB登録」のチェックがオンになっている画面アイテムのカラムで「データ型」が「文字列」「数値」となっているカラムのデータサイズを入力します。
- 文字列については「データサイズ」を入力します。
- 数値については「データサイズ」、「データサイズ(小数部)」の2項目を入力します。
テーブルの設定内容で設定漏れがないかを確認し、画面上部の「登録」をクリックします。
登録確認メッセージに「決定」をクリックします。
ヘッダーテーブル が作成されます。
注意
データサイズの値は、テーブルのカラム(項目)に対応する画面アイテムの「最大入力文字数」「最大入力値(の桁数)」と同じ、または大きい値を設定します。intra-mart Accel Platform で使用しているデータベースの種類によっては、データサイズの単位が「バイト」となる場合があります。入力する文字数とデータベースの文字コードを考慮してその分のバイト数を入力します。
アプリケーションの作成後、テーブル設定を行っている場合(更新)¶
前回のテーブル設定時以降に、メインフォームに配置している画面アイテムの追加・削除を行った場合、テーブルの設定を行う必要があります。
- 作成済みのテーブルの情報が「テーブル設定」に表示されていることを確認し、「更新」をクリックします。
- テーブルに追加した画面アイテムに対応するカラムの追加が必要な場合には、自動的に追加して表示されるため、必要に応じて「データサイズ」「データサイズ(小数部)」を入力します。
- テーブルの設定内容で設定漏れがないかを確認し、画面上部の「更新」をクリックします。
- 更新確認メッセージに「決定」をクリックします。
- テーブルが更新されます。
ステップ2-2:テーブルのカラム(項目)を設定する¶
メインフォームに画面アイテムの「明細テーブル」を利用している場合は、2-1の手順に続いて、2-2の手順を行います。上記の場合は、明細テーブル1つに対して、データベースにも明細用テーブル1つを作成する必要があります。
- ヘッダーテーブル については、入力データを管理するためのテーブルを作成・更新する に従って、「データサイズ」、「データサイズ(小数部)」の設定までを行います。
- 画面アイテム「明細テーブル」を配置したメインフォームの場合には、タブで「ヘッダーテーブル」「 明細テーブル 」が表示されるため、「明細テーブル」のタブをクリックします。
- 画面アイテム「明細テーブル」に設定している「列」の列プロパティ項目の「フィールド値DB登録」のチェックがオンになっている項目と、IM-FormaDesignerの内部管理用項目をテーブルのカラム(項目)として設定したテーブル情報が表示されます。
- 列プロパティ項目の「フィールド値DB登録」のチェックがオンになっている列に対して、「データ型」が「文字列」「数値」となっているカラムのデータサイズを入力します。
- ヘッダーテーブル、明細テーブルの名称が30文字以内になるように修正し、画面上部の「登録」をクリックします。
- 登録確認メッセージに「決定」をクリックします。
- ヘッダーテーブル 、 明細テーブル が作成されます。
5.1.5.4. 入力データを管理するためのテーブルを削除する¶
ステップ1:テーブル設定画面を表示する¶
- 「アプリケーション情報」画面の「テーブル設定」をクリックします。
- 「テーブル設定」画面が表示されます。
ステップ2:テーブル情報を削除する¶
- 上部のバーの「削除」をクリックします。
- 確認のメッセージ「テーブル情報を削除してよろしいですか?」と表示されます。データベース上のヘッダーテーブル・明細テーブルも削除する場合は「アプリケーションデータを格納するテーブルも削除する。」のチェックをオンにして「OK」をクリックします。データベース上のテーブルを削除しない場合は、チェックをオンにせず、「OK」をクリックします。
- テーブルが削除されます。
5.1.5.5. 入力データを管理するためのテーブルを再作成する¶
テーブルの再作成が必要となる場合¶
ステップ1:テーブル設定画面を表示する¶
- 「アプリケーション情報」画面の「テーブル設定」をクリックします。
- テーブル設定画面が表示されますので、「参照」をクリックします。
- テーブルの設定内容を確認します。
ステップ2:テーブルのデータを退避する¶
- テーブルを再作成する場合、それまでに登録されたデータは削除されますので、テーブル再作成後に移行したい場合には、データベースの管理ツールで別テーブルをコピー作成の上、データを退避してください。
ステップ3:テーブル情報を削除する¶
- 上部のバーの「削除」をクリックします。
- 確認のメッセージ「テーブル情報を削除してよろしいですか?」と表示されます。データベース上のヘッダーテーブル・明細テーブルも削除するため、「アプリケーションデータを格納するテーブルも削除する。」のチェックをオンにして「OK」をクリックします。
ステップ4:テーブルを作成する¶
- フォームの画面アイテムを変更します。
- 「テーブル設定情報が存在しません。」と表示されていることを確認し、「登録」をクリックします。
- メインフォームで、プロパティ項目の「フィールド値DB登録」のチェックがオンになっている画面アイテムのカラムで「データ型」が「文字列」「数値」となっているカラムのデータサイズを入力します。
- メインフォーム上の画面アイテムで、データタイプを変更した画面アイテムに対応するテーブルの項目が変更されていることを確認します。
- テーブルの設定内容で設定漏れがないかを確認します。
- 画面上部の「登録」をクリックすると、ヘッダーテーブル 、(明細テーブルがある場合は 明細テーブル )が作成されます。
- 削除前のテーブルのデータを新しいテーブルに投入する場合には、データベース管理ツールを利用して実行してください。
5.1.5.6. 入力データを管理するためのテーブルのカラム(項目)サイズを変更する¶
フォームの各アイテムに対応するテーブルのカラムは、データ型が「文字列」または「数値」に限り、データサイズを変更できます。データサイズを変更する場合、元の設定値以上の値を設定してください。
ステップ1:テーブル設定画面を表示する¶
- 「アプリケーション情報」画面の「テーブル設定」をクリックします。
- 「テーブル設定」画面が表示されます。
ステップ2:データサイズを変更する¶
- データサイズを変更するカラムが存在するテーブルの「参照」をクリックします。
- 変更対象のカラムの「サイズ変更」をクリックします。
- 「サイズ変更」画面でデータサイズを入力し、「更新」をクリックします。
- 以上で、データサイズを変更できました。