IM-ERP Real Connect for Accel Platform セットアップガイド 第3版 2023-04-01

SAP ライブラリの配置方法

SAP JCoライブラリの配置

IM-ERP Real Connect for Accel Platform を利用するためにはSAP Java Connector ライブラリを配置する必要があります。
SAP Java Connector ライブラリの対応バージョンについては、「IM-ERP Real Connect for Accel Platform リリースノート」を参照してください。
本項ではライブラリの配置方法について説明します。
下記のいずれかの方法でSAP Java Connector ライブラリのjarファイルを配置してください。
  1. jugglingプロジェクト内に入れる方法
環境を作成するjugglingプロジェクトに「lib」フォルダを作成し、その中にSAP Java Connector ライブラリのjarファイルを配置してください
../../_images/set_lib.png
  1. 作成したユーザモジュール内に同梱する方法
intra-mart e Builder for Accel Platform を利用してプログラムで開発したモジュール内にSAP Java Connector ライブラリのjarファイルを配置することができます。
モジュールを作成するプロジェクト、及びlibフォルダへの配置方法に関しては 「 intra-mart e Builder for Accel Platform ユーザ操作ガイド」の「e Builder での開発の流れ」→「モジュール・プロジェクトの構成」の章を参考にしてください。

RFCファイルの設定

SAPとの接続を行うために、RFCファイルをディレクトリにコピーし、このディレクトリを環境変数のPATHに追加する必要があります。
RFCファイルとはWindowsの場合はsapjco3.dllファイル、Linuxの場合はlibsapjco3.soファイルとなります。
通常はOSの環境変数のPATHに追加します。
詳細はSAP Java Connectorライブラリのインストール方法を参照してください。

コラム

resinサーバでOSがWindowsの場合、環境変数にRFCファイルを設定しなくても、下記のように配置すれば設定ファイルを読み込むことができます。
  • OSがWindows(32bit)の場合

    sapjco3.dllファイルを%RESIN_HOME%/win32に配置する。
  • OSがWindows(64bit)の場合

    sapjco3.dllファイルを%RESIN_HOME%/win64に配置する。