intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド 第16版 2023-10-01

immファイルのエクスポート

概要

  • 本項では、e Builder上で開発したモジュール・プロジェクトからユーザ定義モジュールとなるimmファイルをエクスポートする方法に関して説明します。

前提条件

  • e Builder をセットアップガイドに基づいてセットアップが完了していること
  • e Builder でモジュールの開発を行っていること

手順

  1. エクスポートを行いたいモジュール・プロジェクトにフォーカスを合わせて右クリックし、「エクスポート」を選択します。

    エクスポートメニュー
  2. エクスポートウィザードから「 e Builder 」→「 imm file 」を選択し、「次へ」を押下します。

    エクスポートウィザード1
  3. imm ファイルエクスポート画面から、エクスポートするモジュール・プロジェクトとファイルの出力先フォルダを設定し「完了」を押下します。

    エクスポートウィザード2
  4. 出力先フォルダに指定された場所に、imm ファイルが作成されます。

    エクスポート結果

    コラム

    e Builderで作成されたプロジェクトには、ユーザ定義モジュールを作成するために必要な <.ebuilder-export.xml> ファイルを配置しています。
    もしこのファイルがなくなった場合、エクスポート処理中にエラーが発生します。
    下記のリンクには <.ebuilder-export.xml> ファイルがなくなった場合の対処方法について記述しています。

CUIでのモジュール作成方法について

  • モジュール・プロジェクトを作成する際、 Maven の機能を利用して CUI でモジュールを作成できます。
    e Builder で作成される imm ファイルは mvn package コマンドを実行後 target フォルダ配下に生成された、<アーティファクト名>-<バージョン>.zip というファイルを imm ファイルに拡張子をリネームして作成されています。
    Maven コマンドを実行する際に必要となる pom.xml と ローカル・リポジトリ は標準で下記のものを利用しています。
    • pom.xml - <モジュール・プロジェクトのパス>/.ebuilder-export.xml
    • ローカル・リポジトリ - <e Builderの展開パス>/plugins/jp.co.intra_mart.module.developer.maven_8.0.X.yyyyMMddHHmm/repository
    • settings.xml - <ワークスペース>/.metadata/.plugins/jp.co.intra_mart.module.developer.maven/.m2/settings.xml
    ご利用になる際は、必要に応じてファイルの再作成や書き換えを行い、Mavenコマンドにオプションをつけるなどしてご利用ください。

    コラム

    この機能を利用する際、コマンドを実行するOSに対してMavenのセットアップが完了している必要があります。