intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド 第16版 2023-10-01

業務スケルトンの実行

概要

本項では、業務スケルトンを実行する為の手順について説明します。

プロジェクトの作成

業務スケルトンの実行には必ずプロジェクトが必要となります。
プロジェクトが未作成の場合は、プロジェクトを作成してください。
尚、業務スケルトンでサポートされているプロジェクトは下記の通りです。
  • Module Project
サポート外のプロジェクトから業務スケルトンウィザードを実行した場合、対応するテンプレートが存在しない為、業務スケルトンウィザードの実行は行えませんのでご注意下さい。

業務スケルトンウィザードの開始

業務スケルトンウィザードを開始するには、e Builder上部メニューより、
「ファイル」 → 「新規」 → 「業務スケルトンウィザード」を選択します。
ウィザードの開始
「業務スケルトンウィザード」が新規作成メニューに存在しない場合は、パースペクティブをJavaに変更するか、
または「ファイル」 → 「新規作成」 → 「その他」を選択し、ウィザードの選択画面内より業務スケルトンウィザードを選択してください。
ウィザードの開始
また、メニューバーより、業務スケルトンウィザード起動用のアイコンを押下することにより起動することも可能です。
ウィザードの開始

業務スケルトンウィザード

業務スケルトンウィザードが表示されます。
ここでは、「次へ」を押下します。
プロジェクトの作成

プロジェクトの選択

業務スケルトンウィザードを開始する際に、プロジェクトが選択されていなかった場合にのみこの画面が表示されます。
雛形の作成対象となるプロジェクトを選択し、「次へ」を押下します。
プロジェクトの作成

テンプレートの選択

選択されたプロジェクトに対し、生成可能な業務テンプレートの一覧が画面左部に表示されます。
一覧に表示されているテンプレートを選択する事により、テンプレートの説明等が画面右部に表示されます。
テンプレートの絞込みを行う場合は、画面左上部のテキストボックスにキーワードを入力する事により絞込みが可能です。
開発目的に沿ったテンプレートを選択し、「次へ」を押下します。
プロジェクトの作成

テンプレートの説明

テンプレートの説明が表示されます。
テンプレートにより制約、制限事項等が表記されている場合があります。
詳細な内容に関してはそれぞれのテンプレートの説明を参照下さい。
テンプレートの説明を確認後、「次へ」を押下します。
テンプレートの説明

ウィザード項目の入力

選択された業務テンプレート毎に異なる入力画面が表示されます。
それぞれ業務テンプレートの利用に必要な入力項目となりますので、目的に沿った形での内容を入力してください。
入力画面は業務テンプレート毎に複数、また入力内容により可変で存在します。
それぞれの入力項目に対し、マウスを近づける事により、入力項目に関する説明(ツールチップ)が表示されます。
必要な内容を入力し、「次へ」を押下します。
テンプレートの説明

データベース接続の選択

データベース接続が必要となるテンプレートの場合、データベース接続プロファイルの選択画面が表示されます。
データベース接続プロファイルが存在しない場合は 接続プロファイルの新規作成 が必要となります。
テンプレートの説明

入力内容の確認とウィザードの完了

業務テンプレートの利用に必要な項目が全て入力された場合、入力内容の確認画面が表示されます。
入力内容に間違いが無いか確認を行ってください。
保存ボタンを押下する事により、入力内容の確認画面に表示されている内容をhtmlファイルで保存する事が可能です。
同様に印刷ボタンを押下する事により、入力内容の確認画面に表示されている内容を印刷する事が可能です。
再現ファイルを保存するチェックボックスを選択する事により、このウィザード入力項目を元に、業務テンプレートを利用するための再現ファイルがプロジェクト直下に保存されます。
必要に応じてチェックボックス右部にある再現用ファイルの名称を変更してください。
入力内容に不備が無ければ、「完了」ボタンを押下し業務スケルトンウィザードを完了します。
テンプレートの説明
完了ボタンを押下する事により、選択された業務テンプレート、入力内容を元に最適化されたコード、設定がプロジェクトに対し出力されます。

コラム

出力されたJavaソースは、プロジェクトのコードフォーマッターの設定に依存します。
コードフォーマッターの設定については
プロジェクトを右クリック -> プロパティ -> Javaコード・スタイル -> フォーマッター で確認できます。

生成ファイル、設定の確認

業務テンプレートを共に、業務スケルトンウィザードが生成したファイルはコンソールビューに表示されます。
また、生成されたコード、設定を元に変更が必要な部分(実際の業務ロジックの記述が必要になる部分)は、タスクビュー、またはマーカービューを参照する事により確認する事が可能です。
テンプレートの説明

再現ファイルの利用

業務スケルトンウィザードにおいて、再現ファイルを出力した場合、そのファイルを利用することにより再度同一の入力項目を元にウィザードの再現を行う事が可能です。
再現ファイルを利用する場合は、プロジェクト内に配備された再現ファイル(*.bstr)をダブルクリックし、再現用ウィザードを表示します。
再現用ウィザードを表示後、「完了」ボタンを押下する事により業務テンプレートの適用を再度行う事が可能です。
テンプレートの説明
業務テンプレートのカスタマイズを行った場合、再現ファイル内容を変更した場合の動作に関しては保障されませんのでご注意下さい。