IM-BPM for Accel Platform ユーザ操作ガイド 第14版 2024-04-01

4.1. プロセスインスタンスの開始

デプロイされているプロセス定義のプロセスインスタンスを開始します。
プロセス定義毎に開始権限が付与されているユーザのみプロセスインスタンスを開始できます。

コラム

プロセス定義に開始権限が付与されているユーザとは、プロセス定義の処理対象ユーザおよび、処理対象グループに設定されているユーザです。
プロセス定義の開始権限の詳細については「IM-BPM 仕様書」 - 「プロセス定義の開始権限」を参照してください。
プロセス開始一覧画面から開始します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセス開始一覧」を押下します。

  2. 開始したいプロセス定義を検索します。

    ../../../_images/process_start_01.png
    図:プロセス開始一覧
    項目名 説明 検索条件
    プロセス開始
    process-start を押下すると、プロセスインスタンスが開始されます。
    -
    プロセス図
    flow-diagram を押下すると、プロセス図が表示されます。
    ※ この列は「IM-BPM プロセス参照ユーザ」または「IM-BPM 管理者」のロールが付与されたユーザでのみ表示されます。
    -
    プロセス定義名 プロセス定義名が表示されます。 部分一致
    カテゴリ カテゴリが表示されます。 部分一致
    説明 プロセス定義の説明文が表示されます。 -
    ドキュメント プロセス定義および、スタートイベントのドキュメントが表示されます。 -
    ../../../_images/process_start_02.png
    図:プロセス図
    ../../../_images/process_start_06.png
    図:ドキュメント
  3. 開始したいプロセス定義の process-start を押下します。

    ../../../_images/process_start_03.png
    図:プロセス開始一覧

    コラム

    プロセス定義の開始イベントに画面が設定されている場合は、該当するプロセス開始画面に遷移します。

    コラム

    プロセス定義の「開始時にオプショナルタスクの追加を行う」設定が有効な場合、「タスク追加」画面が表示され、オプショナルタスクを追加してプロセスを開始できます。
    「タスク追加」画面については「プロセスインスタンスにタスクを追加する」を参照してください。
    また、プロセス定義の「アドホックタスクを使用する」が有効な場合でも、プロセスの開始時にはアドホックタスクを追加することはできません。
    ../../../_images/process_start_07.png
    図:タスク追加
  4. プロセス開始確認ダイアログにて、必要に応じて業務キーを入力します。業務キーは省略可能です。プロセス定義の設定により業務キーの入力有無を設定できます。

    ../../../_images/process_start_04.png
    図:プロセス開始確認ダイアログ(業務キーあり)
    ../../../_images/process_start_05.png
    図:プロセス開始確認ダイアログ(業務キーなし)

    コラム

    プロセス定義の開始イベントにIM-FormaDesignerのアプリケーションを設定する場合、当該アプリケーションに配置した画面アイテムの「フィールド識別ID」に bpm_business_key を設定することで、その入力値を業務キーとして登録できます。
    データ型「文字列」として登録されるフィールドのみ、IM-BPMの業務キー登録用のフィールドとして利用可能です。
    業務キーの入力有無の設定に関しては、「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」を参照してください。