IM-BPM for Accel Platform IM-BPM チュートリアルガイド 第18版 2021-04-01

4.3.21.2. ユーザタスクのフォームにFormaアプリケーションを利用する

このチュートリアルでは、ユーザタスクのフォームにFormaアプリケーション「【サンプル】備品管理(v8)」を設定し、ユーザタスクの処理時にFormaアプリケーションで登録する画面を表示する方法を解説します。
IM-FormaDesigner for Accel Platform の詳細については、「IM-FormaDesigner 仕様書」を参照してください。

コラム

このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。

このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。

4.3.21.2.1. エレメントを配置する

../../../../_images/user_task_0101.png
図:配置イメージ
  1. 開始イベント、ユーザタスク、終了イベントを配置して、順にシーケンスフローで接続します。

4.3.21.2.2. ユーザタスクのプロパティを設定する

../../../../_images/user_task_0102.png
図:プロパティ入力イメージ
  1. ユーザタスクのプロパティで「メインコンフィグ」タブを開きます。
  2. 「処理対象グループ」に im_bpm_user を入力します。
  3. 「フォームキー」に forma:sample_app_equipment を入力します。

コラム

「フォームキー」に forma: 、続けてFormaアプリケーションの「 アプリケーションID 」を入力すると、プロセスの開始時にFormaアプリケーションの画面を開くことが可能です。

4.3.21.2.3. Formaアプリケーションに受け渡す変数を定義する

ユーザタスク実行時に参照できるスコープに存在する変数のうち、Formaアプリケーションの「フィールド識別ID」に一致する「名前」の変数が、Formaアプリケーションの初期値として受け渡されます。
このチュートリアルでは、プロセスグローバルの変数として定義します。
../../../../_images/user_task_0103.png
図:プロセス:プロパティ - データオブジェクト
  1. プロセスグローバルのプロパティで、「データオブジェクト」タブを開きます。

  2. 「データプロパティ」に equipment_name="コピー用紙"maker="intra-mart製紙" を定義します。

    コラム

    プロセスグローバルのデータプロパティ設定方法については「プロセスにデータプロパティを設定する」を参照してください。

4.3.21.2.4. 実行結果を確認する

このチュートリアルで作成したプロセス定義を実行環境にデプロイし、実行した結果の確認を行います。
  1. 「プロセス開始一覧」画面にて当該プロセスを開始します。

  2. 「タスク一覧」画面にて当該ユーザタスクを引き受け、「処理」をクリックするとFormaアプリケーションが表示されます。
    「備品名」と「メーカー」の項目に、受け渡した変数値が初期表示されていることが確認できます。
    ../../../../_images/user_task_0104.png
    図:「備品登録」画面
  3. 「備品登録」画面にて、各入力フォームに値を設定して登録します。

  4. 「プロセス一覧」画面にて完了したプロセスを検索し、実行したプロセスの「プロセス詳細」画面へ遷移します。

  5. 「変数一覧」画面にて、変数の内容を確認します。
    Formaアプリケーションのフォームに定義された「フィールド識別ID」と同名の変数が作成され、フォームで入力した値が格納されていることが確認できます。
    ../../../../_images/user_task_0105.png
    図:「変数一覧」画面

コラム