4.3.2.1. マルチインスタンス を使用する¶
コラム
4.3.2.1.1. プロパティを確認する¶
繰り返しの種別
ループ回数か配列を選択します。ループ回数
繰り返しの種別が「ループ回数」の場合、表示されます。回数(数字)または、回数が保存されているオブジェクトを指定します。配列
繰り返しの種別が「配列」の場合、表示されます。繰り返しに使用する配列(コレクションのオブジェクト)を指定します。順次実行
順次で実行するか並列で実行するか設定します。有効の場合、順次で実行されます。無効の場合、並列で実行されます。要素変数
繰り返しの種別が「配列」の場合、表示されます。「配列」の要素が「要素変数」に保存されます。終了条件
終了条件を設定します。
4.3.2.1.2. ループ回数を指定して使用する¶
任意の方法で、multi_length の変数に回数を設定します。
コラム
本チュートリアルのサンプルでは、「スクリプトタスク」を使用して、multi_length の変数に回数 3 を設定しています。マルチインスタンスの「繰り返しの種別」を「ループ回数」に設定します(初期設定は「ループ回数」)。
「ループ回数」にEL式を使用して、multi_length の変数を指定します。
4.3.2.1.3. 配列を指定して使用する¶
任意の方法で、multi_list の変数にコレクションを設定します。
コラム
本チュートリアルのサンプルでは、「スクリプトタスク」を使用して、multi_list の変数にコレクションを設定しています。[ ‘data1’, ‘data2’, ‘data3’ ]マルチインスタンスの「繰り返しの種別」を「配列」に設定します(初期設定は「ループ回数」)。
「配列」にEL式を使用して、multi_list の変数を指定します。
4.3.2.1.4. 並列、または、順次で実行する¶
並列で実行する場合、「順次実行」のチェックボックスを無効にします。
順次で実行する場合、「順次実行」のチェックボックスを有効にします。
4.3.2.1.5. 要素変数を利用する¶
任意の方法で、multi_list の変数にコレクションを設定します。
コラム
※ 本チュートリアルのサンプルでは、「スクリプトタスク」を使用して、multi_list の変数にコレクションを設定しています。[ {‘taskName’ : ‘タスク名1’, ‘assignee’, ‘aoyagi’}, {‘taskName’ : ‘タスク名2’, ‘assignee’, ‘ueda’}, {‘taskName’ : ‘タスク名3’, ‘assignee’, ‘ikuta’} ]マルチインスタンスの「繰り返しの種別」を「配列」に設定します。(初期設定は「ループ回数」)
「配列」にEL式を使用して、multi_list の変数を指定します。
「配列変数」に変数名 taskInfo を設定します。
プロパティの「基本情報」タブから「別名」にEL式を使用して、taskInfo.taskName を指定します。
プロパティの「メインコンフィグ」タブから、「担当者」にEL式を使用して、taskInfo.assignee を指定します。
4.3.2.1.6. 終了条件を利用する¶
nrOfInstances
マルチインスタンスの総件数が設定されます。nrOfCompletedInstances
マルチインスタンスの完了した件数が設定されます。nrOfActiveInstances
マルチインスタンスの完了していない件数が設定されます。
マルチインスタンスの半分以上が完了したら終了させたい場合
${ nrOfCompletedInstances / nrOfInstances >= 0.5 }マルチインスタンスのうち、2件が完了したら終了させたい場合
${ nrOfCompletedInstances == 2 }マルチインスタンスのうち、残り1件になったら終了させたい場合
${ nrOfActiveInstances == 1 }任意のフラグがtrueになったら終了させたい場合
${ %任意のフラグ% }