IM-BPM for Accel Platform IM-BPM チュートリアルガイド 第19版 2024-04-01

4.3.19.1. 申請タスクを使用してワークフローと連携する

このチュートリアルでは、「申請タスク」を使用してワークフロー「直線ルート[JavaEE開発モデル]」を申請する方法を解説します。
「IM-Workflow」の詳細については、「IM-Workflow 仕様書」を参照してください。
「申請タスク」の詳細については、「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」 - 「申請タスク」もあわせて参照してください。

コラム

このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。

このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。

4.3.19.1.1. 申請タスクを配置する

../../../../_images/apply_task_0001.png
図:パレット - intra-mart - 申請タスク
  1. パレットの icon_category_imart にカーソルを合わせ、パレット右側に現れるintra-martタスクの一覧から icon_apply_task をドラッグ&ドロップして配置します。
  2. 配置されたエレメントをクリックして選択することにより、プロパティエリアに選択したエレメントのプロパティが表示されます。

4.3.19.1.2. 実行するワークフローを設定する

  1. プロパティエリアにて「メインコンフィグ」タブを開きます。

    ../../../../_images/apply_task_0002.png
    図:申請タスク:プロパティ - メインコンフィグ
  2. 「アプリケーション」を設定します。

    このチュートリアルでは、「IM-Workflow」の「直線ルート[JavaEE開発モデル]」を申請するため「IM-Workflow」を設定します。
  3. 「フローID」を設定します。

    「フロー定義検索」リンクをクリックして、フロー定義検索ウィンドウから「直線ルート[JavaEE開発モデル]」を検索して選択するとフローID flow_javaee_01 が自動入力されます。
    ※フロー定義検索ウィンドウから選択せずにフローIDの直接入力や、EL式により動的にフローIDを設定する事もできます。
    ../../../../_images/apply_task_0003.png
    図:フロー定義検索ウィンドウ
  4. 「案件名」を設定します。

    申請タスクチュートリアル を設定します。
    ※EL式で動的に案件名を設定する事も可能です。
  5. 「申請実行者コード」を設定します。

    「ユーザ検索」リンクをクリックして、申請実行者コードダイアログから「青柳辰巳」を検索して選択すると、ユーザコード aoyagi が自動入力されます。
    ※申請実行者コードダイアログから選択せずにユーザコードの直接入力や、EL式により動的にユーザコードを設定する事もできます。
    ../../../../_images/apply_task_0004.png
    図:申請実行者コードダイアログ
  6. 「申請権限者コード」を設定します。

    「ユーザ検索」リンクをクリックして、申請権限者コードダイアログから「青柳辰巳」を検索して選択すると、ユーザコード aoyagi が自動入力されます。
    ※申請者コードダイアログから選択せずにユーザコードの直接入力や、EL式により動的にユーザコードを設定する事もできます。
    ../../../../_images/apply_task_0005.png
    図:申請権限者コードダイアログ
  7. 「入力データ」を設定します。

    利用する「直線ルート[JavaEE開発モデル]」の申請に必要な以下の入力データを登録します。
    名前
    item_name サンプル商品
    item_amount 2
    item_price 10000
    item_comment コメント
  8. 「案件の処理結果を格納する変数名」を設定します。

    workflowResult を設定します。
  9. 「案件のユーザデータを格納する」を設定します。

    チェックボックスを有効にします。
  10. 「案件のユーザデータを格納する変数名」を設定します。

    workflowData を設定します。

4.3.19.1.3. 実行結果を確認する

このチュートリアルで作成したプロセス定義を実行環境にデプロイし、実行した結果の確認を行います。
  1. プロセスを実行すると、ワークフローに案件名「申請タスクチュートリアル」が申請されるので案件を完了させます。

  2. 「プロセス一覧」画面にて完了したプロセスを検索し、実行したプロセスの「プロセス詳細」画面へ遷移します。

  3. 「変数一覧」画面にて、ワークフローの処理結果が格納されている変数 workflowResult の内容を確認します。

    ../../../../_images/apply_task_0006.png
    図:「変数一覧」画面 - JSON表示
  4. 「変数一覧」画面にて、ワークフローのユーザデータが格納されている変数 workflowData の内容を確認します。

    ../../../../_images/apply_task_0007.png
    図:「変数一覧」画面 - JSON表示