4.3.5.2. ユーザタスク¶
人によって実行されなければならないタスクです。
このタスクは担当者となったユーザが処理を完了させるまで、プロセスが進みません。
IM-BPM for Accel PlatformのRuntimeでは、「タスク一覧」画面にタスクが表示されます。
設定可能な項目は以下のとおりです。
4.3.5.2.1. ユーザタスクの配置¶
4.3.5.2.2. 基本情報の設定¶
基本情報の設定について解説します。
エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。
プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
ID | 必須 | 任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
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フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。 |
名前 | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
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フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
|
デフォルトフロー | 同じフローエレメントから複数のシーケンスフローが接続されている場合に表示されます。
他のシーケンスフローの条件式が、全てfalseと評価されている場合に進行するシーケンスフローの設定です。
「通常」の場合という意味ではなく、「それ以外」の場合を表します。
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別名 | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
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フローエレメントの別名を設定します。 |
実行モード | 非同期実行を行うための設定です。 | ||
制御モード | 排他制御を行うための設定です。 | ||
オプショナル | チェックを入れた場合、オプショナルタスクとして扱われます。
オプショナルタスクは、シーケンスフローの始点・終点にできないなど、いくつかの制約があります。
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||
実行中のタスクを複数追加可能にする | チェックを入れた場合、実行中のタスクが既に追加済みであっても、再度追加できます。 | ||
タスク追加時のパラメータ | タスク追加時に設定できるパラメータ情報を定義します。
定義したパラメータ情報は、タスク追加時に追加したタスクからのみ参照できるエグゼキューション変数に格納されます。
チェックを入れて、「上へ」「下へ」ボタンをクリックすることで順番を変えられます。
「編集」リンク、または、「追加」リンクをクリックすると、「タスク追加時のパラメータ」ダイアログが表示されます。
|
4.3.5.2.3. 「タスク追加時のパラメータ」ダイアログ¶
「タスク追加」画面で表示されるタスクの順番を変えます。
項目名 | 必須/任意 | 説明 |
---|---|---|
表示名 | 必須 | 任意の文字列を設定します。
オプショナルタスク追加時に表示される入力フォームで対象の業務項目を表示する際のラベルに使用されます。
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変数名 | 必須 | 変数を一意に特定するためのキーを定義します。
エグゼキューション変数の変数名として利用されます。
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入力タイプ | 必須 | 業務項目の入力方法のタイプを設定します。 |
列挙ID | 必須 | 入力タイプに「列挙値」を設定した場合に表示されます。
IM-Repositoryの列挙型IDを指定します。
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コラム
入力タイプに設定できるものは以下の通りです。
- string : 文字列
- alpha : 英字
- alphanumeric : 英数字
- numeric : 数字
- date : 日付
- boolean : 真偽値
- textarea : 複数行の文字列
- user : ユーザ検索
- users : ユーザ検索(複数)
- department : 組織検索
- enum#%IM-Repositoryの列挙型のID% : 列挙値
4.3.5.2.4. メインコンフィグの設定¶
ユーザタスクのメインコンフィグの設定について解説します。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
担当者 | 任意 | ユーザは、ユーザコードで設定します。
EL式による設定が可能です。
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タスクの担当者になるユーザを設定します。
設定されたユーザは、タスクに到達したときに自動的に担当者として割り振られます。
「ユーザ検索」でユーザの検索ができます。
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処理対象ユーザ | 任意 | ユーザは、ユーザコードで設定します。
複数設定する場合は、ユーザ毎にカンマで区切ることで設定可能です。
EL式による設定が可能です。
|
タスクを振り分ける権限を持つユーザを設定します。
「ユーザ検索」でユーザの検索ができます。
|
処理対象グループ | 任意 | グループはロールIDで設定し、対象となるユーザは指定したロールを保持するユーザです。
複数設定する場合は、グループ毎にカンマで区切ることで設定可能です。
EL式による設定が可能です。
|
タスクを振り分ける権限を持つグループを設定します。
「ロール検索」でロールの検索ができます。
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フォームキー | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
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呼び出すアプリケーションと画面IDを設定します。
例1: formaのアプリケーション「application_id」を呼び出す場合 → forma:application_id
例2: スクラッチ開発した画面「http://screen/url」を呼び出す場合 → forward:http://screen/url
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期限 | 任意 | 日付形式で期限を設定します。
EL式による設定が可能です。
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ユーザタスクの期限を設定します。
例:2016年1月1日12時を期限に設定する場合 → 2016-01-01T12:00:00
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優先度 | 任意 | 任意の数値を設定します。
EL式による設定が可能です。
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タスクの優先度を設定します。
ソートや検索条件としても使用できます。
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カテゴリ | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
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ユーザタスクのカテゴリを設定します。 |
スキップ条件 | 任意 | EL式を設定します。 | タスクを自動的に終了する条件を設定します。
記入した「スキップ条件」がtrueと評価された場合、このタスクは完了した状態となり、次のタスク、または、イベントへと自動的に遷移します。
falseと評価された場合、担当者となったユーザがタスクを完了する必要があります。
「スキップ条件」は参照できるスコープ内の変数「_ACTIVITI_SKIP_EXPRESSION_ENABLED」に、true が設定されている場合のみ有効です。
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