IM-BPM for Accel Platform IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド 第8版 2023-10-01

4.3.2.3. プール・レーン

プールとは、プロセス定義における関係者の境界線を表現したフローエレメントです。
1つのプールの内部には、その外部とは独立したプロセス定義を1つ定義可能です。
レーンは、プールの中でさらに役割を区分したい場合に使用します。
プロセス定義を設計する時に、プロセス定義中に複数の関係者が登場するときにプールとレーンを利用して表現します。
たとえば1つのプロセス定義に対して、同じ会社の2つの部門が登場するとき、設計者は下記の図のように「会社」というプールを作成し、レーンを2つ配置して部門を表現します。
../../../../_images/pool_and_lane01.png
1つのファイル内に複数個のプールを配置することも可能です。
この時、 各プール内部のプロセス定義は、それぞれ別のプロセス定義として扱われます。
メッセージフロー を利用することで、プール間の関係性を表現することも可能です。
../../../../_images/pool_and_lane02.png

コラム

プールの内部は、その外部とは独立したプロセス定義として扱われます。
プール内部のプロセス定義の設定は、ファイル全体のプロパティではなく、プールのプロパティより設定が可能です。