IM-BPM for Accel Platform IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド 第9版 2024-04-01

4.3.2.3.1. プール

プールとは、プロセス定義における関係者を表すための境界線です。
境界線の内部には、その外部とは独立したプロセス定義を1つ定義可能です。
プールおよびレーンの名称として、関係者を設定することを想定しています。
関係者の範囲として、会社、組織、役職、人等を指定することで、内部のプロセス定義の役割を明確にできます。
設定可能な項目は以下のとおりです。

4.3.2.3.1.1. プールの配置

  1. 「パレット」から、「icon_palette_container」にカーソルを合わせます。

  2. 「パレット」の右側に現れる一覧から、「icon_pool」をドラッグ&ドロップの操作でキャンバス上に配置します。

    ../../../../_images/pool_arrange01.png
プールを配置すると自動的に1つのレーンがプール内に配置されます。

4.3.2.3.1.2. 基本情報の設定

基本情報の設定について解説します。
  1. エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。

  2. プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。

    ../../../../_images/common_basic_information13.png
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 必須/任意 入力形式 説明
ID 必須
任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。
名前 任意
任意の文字列を設定します。
フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
コンテナの表示順    
オプショナルタスクを設置したプロセス定義で使用します。
「タスク追加」画面で表示されるコンテナの順番を変更します。
「編集」リンクをクリックし、「コンテナの表示順」ダイアログが表示されます。
タスクの表示順    
オプショナルタスクを設置したプロセス定義で使用します。
「タスク追加」画面で表示されるタスクの順番を変更します。
「編集」リンクをクリックすると、「タスクの表示順」ダイアログが表示されます。

4.3.2.3.1.3. 「コンテナの表示順」ダイアログ

「コンテナの表示順」について説明します。

../../../../_images/optional_task_container_sort.png
項目名 説明
リセット
表示順をリセットします。
選択
「上へ」、および、「下へ」でコンテナを並び替えます。
並び替えたいコンテナを選択した後、「上へ」、および、「下へ」をクリックしてください。
名前
コンテナの名前が表示されます。
ID
コンテナのIDが表示されます。
「決定」ボタン
表示されている順番に並び替えます。
「取り消し」ボタン
コンテナの表示順の変更をキャンセルし、ダイアログを閉じます。

4.3.2.3.1.4. 「タスクの表示順」ダイアログ

「タスクの表示順」について説明します。

../../../../_images/optional_task_task_sort.png
項目名 説明
リセット
表示順をリセットします。
選択
「上へ」、および、「下へ」でタスクを並び替えます。
並び替えたいタスクを選択した後、「上へ」、および、「下へ」をクリックしてください。
名前 タスクの名前が表示されます。
ID タスクのIDが表示されます。
アクテビティ種別 アクティビティ種別が表示されます。
オプショナル オプショナルタスクである場合、「オプショナル」と表示されます。
「決定」ボタン
表示されている順番に並び替えます。
「取り消し」ボタン
タスクの表示順の変更をキャンセルし、ダイアログを閉じます。

4.3.2.3.1.5. プロセスの設定

プール内部に配置したプロセス定義の設定について解説します。
  1. プールのヘッダ部分をクリックして、選択します。

    ../../../../_images/pool_arrange02.png
    図:プールの選択
  2. プロパティエリアから「プロセス」タブを選択します。

    ../../../../_images/pool_arrange03.png

コラム

プール内部のプロセス定義の設定項目は、ファイル全体のプロセス定義の設定項目と同一です。
詳細については、プロセス を参照してください。