4.3.7.2. エラー境界イベント¶
エラー境界イベントは、接続されたアクティビティ内でのエラーを受信する境界イベントです。
エラー境界イベントを設定したアクティビティ内で、発生したエラーコードを比較して合致した場合、エラー境界イベントから引かれたシーケンスフローへとフローを進行させます。
設定可能な項目は以下のとおりです。
4.3.7.2.1. エラー境界イベントの配置¶
エラー境界イベントを配置するためには、事前にエラー境界イベントが接続可能なアクティビティを配置しておく必要があります。
接続可能なアクティビティは以下の通りです。
アクティビティ名 | パレット |
---|---|
アブストラクトタスク | タスク |
サービスタスク | タスク |
メールタスク | タスク |
コールアクティビティ | タスク |
サブプロセス | コンテナ |
IM-LogicDesignerタスク | intra-mart |
4.3.7.2.2. 基本情報の設定¶
基本情報の設定について解説します。
エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。
プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
ID | 必須 | 任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
|
フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。 |
名前 | 任意 | 任意の文字列を設定します。
|
フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
|
4.3.7.2.3. メインコンフィグの設定¶
エラー境界イベントのメインコンフィグの設定について解説します。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
エラーコード | 必須 | 任意の文字列を設定します。 | 設定したアクティビティで受信するエラーコードを設定します。
エラーコードを指定しなかった場合、設定したアクティビティで発生したすべてのエラーイベントを受信します。
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