4.3.9.2. データオブジェクト¶
プロセス定義中にあるタスク、サブプロセス、コールアクティビティ(この後、これらを総称してアクティビティとします)と関連する成果物を示すアーティファクトです。
データオブジェクトとアクティビティを関連コネクタで接続し、関連付けを矢印の破線で示します。
設定可能な項目は以下のとおりです。
4.3.9.2.1. データオブジェクトの配置¶
4.3.9.2.2. データオブジェクトの矢印の方向¶
データオブジェクトを関連コネクタで紐付けした際の矢印の方向は、以下のような意味を持ちます。
データオブジェクトからアクティビティへと関連コネクタを引く
アクティビティで定義されたタスクを実行する際に、あらかじめ必要となる成果物を示します。ここでは、ユーザタスクを実行する際に、あらかじめ必要となる成果物をデータオブジェクトで表現しています。アクティビティからデータオブジェクトへと関連コネクタを引く
アクティビティを遂行した結果、生成される成果物を示します。ここでは、ユーザタスクから成果物が生成されることをデータオブジェクトで表現しています。
4.3.9.2.3. 基本情報の設定¶
基本情報の設定について解説します。
エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。
プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
ID | 必須 | 任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
|
フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。 |
名前 | 必須 | 任意の文字列を設定します。
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フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
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