IM-BPM for Accel Platform IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド 第9版 2024-04-01

3.6. プロジェクトの履歴

本項では、プロジェクトの履歴を参照する方法、および履歴情報を編集する方法について説明します。
本機能は、プロジェクト内のプロセス定義やリソースの更新履歴を参照、および、編集する機能です。
その他の作業履歴は、参照できません。

コラム

本機能を利用するユーザは「IM-BPM管理者」、または、「IM-BPM開発者」ロールを付与されている必要があります。
2つのロールには以下の違いがあります。
  • 「IM-BPM管理者」は、全てのプロジェクトに対して、認可設定を除く全ての操作を実行可能です。

  • 「IM-BPM開発者」は、「IM-BPM管理者」によって認可設定で許可されたプロジェクトに対して、許可された操作のみを実行可能です。
    詳細は各機能のコラム、および「 プロジェクトの認可設定 」を参照してください。

3.6.1. プロジェクトの履歴一覧

プロジェクト内のプロセス定義やリソースの更新履歴を参照します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。

  2. 対象のプロジェクトをクリックします。

  3. プロジェクト詳細エリアが開きます。

  4. i_p_history をクリックします。

    ../../_images/project_history_list01.png
    図:「プロジェクト詳細エリア」 - 「プロジェクトの履歴」
  5. プロジェクトの「更新履歴」画面が新しいタブで開きます。

    ../../_images/project_history_list02.png
    図:「更新履歴」
画面イメージは、検索条件を開いたものです。
項目名 説明 検索条件
選択
選択すると画面下部にプロセス図が表示されます。
左のプロセス図が古い履歴、右のプロセス図が新しい履歴です。
履歴が一件の場合は選択できません。

プロセス定義以外を選択した場合、画面下部にプロセス図は表示されません。
プロセスデザイナ上でプロセス定義が作成されていない場合、画面下部にプロセス図は表示されません。
-
更新日時 更新日時が表示されます。 範囲
更新者 更新者が表示されます。 完全一致
リソース名
リソース名が表示されます。
i_r_referenceをクリックするとビューアが開き、対象の行のプロセス定義を参照できます。
リソース種別を一つだけ選択した場合のみ設定できます。
完全一致か部分一致
作業コメント
作業コメントが表示されます。
i_r_commentをクリックすると、ダイアログが開き作業コメントが表示されます。
本機能に関しては、 作業コメントを編集する を参照してください。
有無、部分一致
デプロイ済
デプロイされたか、されていないかが表示されます。
デプロイされている場合、i_checkが表示されます。
デプロイ済・未デプロイ
チェック済
プロセス定義がバリデーションチェックされたか、されていないかが表示されます。
バリデーションチェックされている場合、i_checkが表示されます。
チェック済・未チェック
リソース種別 リソース種別が表示されます。 プロセス定義・ドキュメント
ダウンロード i_r_downloadをクリックすると、対象の行のリソースがダウンロードされます。 -

3.6.2. 作業コメントを編集する

作業コメントは、本画面で編集できます。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。

  2. 対象のプロジェクトをクリックします。

  3. プロジェクト詳細エリアが開きます。

  4. i_p_history をクリックします。

  5. プロジェクトの「更新履歴」画面が新しいタブで開きます。

  6. 作業コメントを編集したいリソースのi_r_commentをクリックします。

    ../../_images/project_history_work_comment01.png
    図:「更新履歴」 - 「作業コメント」
  7. 「編集モード」をクリックします。

    ../../_images/project_history_work_comment02.png
    図:「作業コメント(参照)」
  8. 任意の作業コメントを入力し、「更新」ボタンをクリックします。

    ../../_images/project_history_work_comment03.png
    図:「作業コメント(編集)」
  9. 確認ダイアログにて「決定」をクリックします。

    コラム

    プロジェクトの認可リソースのアクション「編集」が許可されているユーザのみ、作業コメントを編集できます。

3.6.3. リソースを復元する

過去のリソースを復元できます。
復元することにより、リソースを過去の状態に戻します。
復元は、その履歴を移動するわけではなく、最新の履歴としてコピーして履歴を積み上げます。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。

  2. 対象のプロジェクトをクリックします。

  3. プロジェクト詳細エリアが開きます。

  4. i_p_history をクリックします。

  5. プロジェクトの「更新履歴」画面が新しいタブで開きます。

  6. 検索条件の「リソース名」を完全一致で検索します。

    ../../_images/project_history_restore01.png
    図:「更新履歴」 - 「リソース名」
  7. 復元する履歴の i_r_replace をクリックします。最新の履歴は i_r_replace が表示されません。

    ../../_images/project_history_restore02.png
    図:「更新履歴」 - 「復元」
  8. 復元する内容を確認し、任意の作業コメントを入力し、「決定」をクリックします。

    ../../_images/project_history_restore03.png
    図:「リソースの復元」
  9. 確認ダイアログにて「決定」をクリックします。

    コラム

    誤った履歴を復元しても履歴が削除されることはないため、再度復元を行えば元に戻すことが可能です。

    コラム

    プロジェクトの認可リソースのアクション「編集」が許可されているユーザのみ、リソースを復元できます。

3.6.4. リソースを比較する

プロセス図やプロパティの差分を確認し、プロセス定義を比較できます。
プロセス定義以外のリソースを比較することはできません。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。

  2. 対象のプロジェクトをクリックします。

  3. プロジェクト詳細エリアが開きます。

  4. i_p_history をクリックします。

  5. プロジェクトの「更新履歴」画面が新しいタブで開きます。

  6. 比較対象の履歴を選択することで、サムネイル表示によるプロセス図の差分を確認できます。

    詳細な差分を参照する場合は、後述する「比較」画面を開いてください。
    プロセス図の上部のスライドバーを上下に移動させることで、拡大や縮小が可能です。
    ../../_images/project_history_compare01.png
    図:「更新履歴」 - 「選択」
  7. 「差分表示」をクリックします。

    ../../_images/project_history_compare02.png
    図:「更新履歴」 - 「差分表示」
  8. 「比較」画面が新しいタブで開きます。

    ../../_images/project_history_compare03.png
    図:「比較」

    コラム

    「比較」画面の詳細は、「プロセス定義の比較」を参照してください。