3.4. プロセス定義の設計書出力¶
本項では、プロジェクトのプロセス定義の設計書を出力する方法について説明します。
コラム
本機能を利用するユーザは「IM-BPM管理者」、または、「IM-BPM開発者」ロールを付与されている必要があります。
2つのロールには以下の違いがあります。
「IM-BPM管理者」は、全てのプロジェクトに対して、認可設定を除く全ての操作を実行可能です。
「IM-BPM開発者」は、「IM-BPM管理者」によって認可設定で許可されたプロジェクトに対して、許可された操作のみを実行可能です。詳細は各機能のコラム、および「 プロジェクトの認可設定 」を参照してください。
3.4.1. プロセス定義の設計書出力の実行¶
プロジェクトに登録されているプロセスを選択する、設計書出力エリアを開きます。
「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。
対象のプロジェクトをクリックしてプロジェクト詳細エリアを開きます。
をクリックします。
登録されているプロセス定義の一覧が表示されます。
設計書を出力したいプロセス定義を選択し、「出力」をクリックします。
選択したプロセス定義の設計書ファイルがzip形式で圧縮され、1つのファイルとしてダウンロードされます。
コラム
ダウンロードされるファイルの名称は im_bpm_document.zip です。コラム
「IM-BPM開発者」では、このプロジェクトに対して認可設定の「編集」アクションが許可されている場合のみ、 が表示されます。
3.4.2. 出力される設計書の構成¶
zipファイルを解凍すると、process と document の二つのフォルダが展開されます。
図:展開されたフォルダの構成
フォルダ名 | 説明 |
---|---|
process | 出力対象のプロセス定義の設計情報が出力されます。 |
document | 上記のプロセス定義に関連しているドキュメントが出力されます。 |
出力されたプロセス定義の設計書は、大きく分けて4つのシートから構成されています。
利用者は、この設計書をベースにして必要な情報の補填やカスタマイズを行うことが可能です。
表紙
設計書の表紙です。タイトルは”プロセス定義書”固定です。改訂情報
プロセス定義の改訂情報です。プロセス定義の改訂情報は、プロセス定義の 履歴情報 から作成されます。プロセス定義の履歴情報は、プロセス定義を修正する度に作成されます。そのため、改訂情報の日付は、プロセス定義を更新した日付です。作業コメントが付与されている履歴情報のみ改訂情報として出力されます。作業コメントが付与されている履歴情報が1件もない場合、版数は初版で固定です。コラム
プロセス定義の履歴、および、作業コメントの詳細は プロセス定義の履歴 を参照してください。プロセス定義情報
各プロセスごとに定義されたフローエレメント情報を出力します。プロセス定義ファイル中に複数のプールが指定されている場合、各プールごとに出力されます。BPMプロセス図
プロセス定義の全体像を画像で出力します。