IM-BIS for Accel Platform セットアップガイド 第30版 2024-04-01

5. テナント環境セットアップ

  • この項では IM-BIS に関する内容ついて説明します。
    それ以外の説明については、「 テナント環境セットアップ 」を参照してください。

注意

WARファイルに含まれているモジュールにより、テナント環境セットアップにて表示されるウィザードの順序が変わります。

5.1. IMBox 通知/ Office 365 ファイル連携機能を利用するためのシステムユーザの登録

  • 以下の機能を利用するためには、システムユーザをIM共通マスタに登録する必要があります。

    • BAM設定のメッセージを IMBox に通知する。
    • Office 365 にファイルを連携する。

    コラム

    IM-BIS で IMBox / Office 365 の機能を利用しない場合は、この手順の実施は不要です。
    1. テナント管理者のメニュー画面を表示します。
      「テナント管理」→「共通マスタ」→「ユーザ」をクリックします。
      ../../_images/tenant_imbox_1.png
    2. 「ユーザの新規登録」をクリックします。

      ../../_images/tenant_imbox_2.png
    3. 「ユーザコード」に「BIS」と入力します。

      ../../_images/tenant_imbox_3.png

      コラム

      BAM設定の通知用ユーザのユーザコードは必ず「BIS」(英大文字)とする必要があります。
    4. 「プロファイル」の「ユーザ名」を入力して「登録」をクリックします。
      Office 365 ファイル連携機能を利用する場合は、「アカウント」の「ライセンス」のチェックボックスをオンにして「登録」をクリックします。
      ../../_images/tenant_imbox_4.png

    正常に登録されたら完了です。

5.2. テナント管理者によるIM-BIS for Accel Platformを利用するための設定

5.2.1. ワークフローパラメータの設定

  • IM-BIS を利用するためには、ワークフローパラメータを下記の内容に設定する必要があります。

    • 管理グループの設定(administration-group)→使用する(true)

    • 全角「%」、「_」のエスケープ設定(escape-full-width-percent-and-underscore-flag)
      →設定については「 IM-Workflow 仕様書 」の「全角「%」、「_」のエスケープ設定」を参照してください。
  1. メニューの「ワークフロー管理者」-「ワークフローパラメータ」をクリックします。

  2. 「param_group_%テナントID%.xml」で下記の通りに修正します。

    <param>
        <param-name>administration-group</param-name>
        <param-value>true</param-value>
    </param>
    
    ../../_images/imw_parameter_1.png
  3. 「編集」をクリックします。
    確認ダイアログが表示されたら「OK」をクリックします。
    ../../_images/imw_parameter_2.png

5.2.2. IM共通マスタ へのデータ登録

  • IM-BIS で利用するための会社、組織、ユーザの情報を IM共通マスタ に登録します。
    詳細については、「 IM-共通マスタ 管理者操作ガイド 」を参照してください。
  • IM-BIS のご利用にあたっては、

    • IM-BIS システム管理者には「BIS管理者」ロール
    • IM-BIS 業務管理者には「BIS業務管理者」ロール
    • IM-BIS 利用者には「BIS担当者」ロール
    を設定してください。

5.2.3. IM-BIS システム管理者への会社データ参照権限(認可)の設定

  • IM-BIS の「IM-BIS システム管理者」が IM-BIS の管理グループを設定できるようにするために、IM共通マスタの会社の認可を設定します。

    1. メニューの「共通マスタ」-「マスタメンテナンス」-「会社」をクリックします。

    2. 「認可設定」をクリックします。

      ../../_images/imm_authz_1.png
    3. 「権限設定を開始する」をクリックして、認可の編集モードにします。

      ../../_images/imm_authz_2.png
    4. 列の「ロール」のうち、「BIS管理者」と「会社」の「参照」が交差するセルをクリックして valid にします。

      ../../_images/imm_authz_3.png
    5. 「権限設定を終了する」をクリックして、認可の編集モードを終了します。

      ../../_images/imm_authz_4.png

5.2.4. 管理グループへの BIS業務管理者の設定

  • IM-BIS の「IM-BIS 業務管理者」が IM-BIS でBISフロー/ワークフローの作成や管理を行うためには、管理グループを設定します。

    1. メニューの「IM-BIS」-「システム管理者」-「フロー運用管理」-「権限者設定」-「管理グループ設定」をクリックします。

    2. 「管理グループ名」、「説明」を入力します。

      ../../_images/administration_1.png
    3. 管理グループに「IM-BIS 業務管理者」のユーザを所属させるために、「アクセス権限」の「設定」をクリックします。

      ../../_images/administration_2.png
    4. 「管理グループ - アクセス権限設定」画面で「追加」をクリックします。

      ../../_images/administration_3.png
    5. 「設定」で対象の種類の search アイコンをクリックします。

      ../../_images/administration_4.png
    6. 対象のユーザや組織を検索し、「決定」をクリックして追加します。

      ../../_images/administration_5.png
    7. 「管理グループ - アクセス権限設定」画面に設定した対象が表示されていることを確認し、「設定」をクリックします。

      ../../_images/administration_6.png
    8. 最後に「登録」をクリックして完了します。

      ../../_images/administration_7.png