9.1. ハンズオンシナリオ(稟議フローの作成)の概要¶
このシナリオでは、以下のようなルールに基づいて、承認者が変更されるフローを作成します。
申請者が入力した申請書の「支払金額」の金額に基づいて、次の承認者の人数が変わるフローです。
- 支払金額が10万円以下 → ユーザ(青柳辰巳)
- 支払金額が100万円以下 → ユーザ(青柳辰巳)、役職:部長(円山益男)
- 支払金額が100万円超 → ユーザ(青柳辰巳)、役職:部長(円山益男)、役職:社長(原田浩二)
- 支払金額を入力して申請と同時にルールを実行する。
- OpenRules で受け取った支払金額に基づいて条件を評価し、合致する条件の処理対象者を返却する。
- 返却された処理対象者に基づいて横配置ノードを展開し、以下の処理対象者を設定する。
- 結果の「プラグイン:ユーザ、設定値:青柳辰巳」を設定
- 結果の「プラグイン:役職、設定値:部長(円山益男)」を設定
このシナリオを通して習得できる知識¶
このシナリオを実行すると、以下の知識を理解することができます。
- OpenRules でルールの評価結果を IM-BIS のルートの「動的承認」や「縦配置」「横配置」のノードの処理対象者に設定するための記述方法
このシナリオを学習する前に必要な知識¶
このシナリオの実行に当たり、下記の知識を事前に確認してください。
IM-BIS での外部連携を利用した動的処理対象者設定の手順
詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
- 「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」-「 動的ノード(動的承認、縦配置、横配置)の処理対象者条件を設定する 」
- 「 IM-BIS 仕様書 」-「 動的処理対象者設定に関する仕様 」