8.3. IM-BIS と連携したフローを作成する¶
先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。
ルールと連携したフローを作成する手順
OpenRules と IM-BIS を連携するための手順¶
この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS の画面アイテムのイベントに設定するまでの手順を確認していきます。
取引先与信管理のルールをBISと連携する手順
フローの作成に必要な定義をダウンロードする¶
ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。
IM-Workflow 定義
BIS定義
Formaアプリケーション定義
ハンズオンの定義ファイルをインポートする¶
先の手順でダウンロードしたファイルを「 各種定義ファイルのインポートの手順 」に従ってインポートしてください。
OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録する¶
IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。
データソース定義の基本情報を登録する¶
OpenRules の詳細情報を登録する¶
データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
「Decision名」には、Excelファイルの Decision の名前「creditAdministration」を入力してください。 「リクエスト」には、 Glossary で定義した「RequestObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。 同様に「レスポンス」には、「ResponseObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。 作成したExcelのルール定義ファイルをアップロードするために「ファイル追加」をクリックしてください。 「開始」をクリックして、ファイルをアップロードしてください。 「Decisionファイル」のラジオボタンをクリックしてオンにしてください。 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録してください。 これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。
IM-BIS のイベントにルールの実行の設定を行う¶
更新したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面にルールの実行のアクションを設定しましょう。
フォーム(画面)の編集を開始する¶
画面のアクションイベントにルールの実行を設定する¶
フォーム(画面)の編集画面で、画面アイテムにルールを実行するイベントを設定しましょう。
フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックしてください。 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。 「 追加」をクリックしてください。 アイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 」をクリックしてください。 「 追加」をクリックしてください。 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 」をクリックしてください。 「データマッパー」で右上の をクリックしてください。 データソース選択から作成したルール「【ハンズオン】与信管理ルール」をクリックしてください。 左の欄から「currentAssets」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「currentAssets: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「currentAssets」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「currentAssets:RequestObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「currentAssets」とデータソース定義の「currentAssets」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「currentLiabilities」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「currentLiabilities: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「currentLiabilities」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「currentLiabilities:RequestObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「currentLiabilities」とデータソース定義の「currentLiabilities」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「currentRatio」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「currentRatio: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「currentRatio」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「currentRatio:RequestObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「currentRatio」とデータソース定義の「currentRatio」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「equityCapital」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「equityCapital: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「equityCapital」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「equityCapital:RequestObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「equityCapital」とデータソース定義の「equityCapital」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「capitalAdequacyRatio」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「capitalAdequacyRatio: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「capitalAdequacyRatio」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「capitalAdequacyRatio:RequestObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「capitalAdequacyRatio」とデータソース定義の「capitalAdequacyRatio」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。 左の欄から「creditworthiness」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「creditworthiness: ResponseObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 右の欄から「creditworthiness」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「creditworthiness: 申請/処理開始」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。データソース定義の「creditworthiness」とフォームの「creditworthiness」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「credit」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「credit: ResponseObject.【ハンズオン】与信管理ルール」と表示されます。 右の欄から「credit」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「credit: 申請/処理開始」と表示されます。 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 」をクリックして閉じてください。 アクション設定で「確定」をクリックしてください。 イベント設定で「確定」をクリックしてイベントの設定を保存してください。 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存してください。 最後に「定義の反映」をクリックして、フローの実行準備を行ってください。 これで、必要な設定作業はすべて完了しましたので、実際にフローで申請・承認を行ってみましょう。