6.3. IM-BIS の画面(フォーム)のイベントと OpenRules を連携する¶
先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。
ルールと連携したフローを作成する手順
OpenRules と IM-BIS を連携するための手順¶
この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS のイベント設定でルールの実行を設定するまでの手順を確認していきます。
旅費精算の日当ルールを IM-BIS と連携する手順
フローの作成に必要な定義をダウンロードする¶
ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。
IM-Workflow 定義
BIS定義
Formaアプリケーション定義
ハンズオンの定義ファイルをインポートする¶
先の手順でダウンロードしたファイルを「 各種定義ファイルのインポートの手順 」に従ってインポートしてください。
旅費精算の日当ルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録する¶
IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。
データソース定義の基本情報を登録する¶
OpenRules の詳細情報を登録する¶
データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
「Decision名」には、Excelファイルの Decision の名前「sampleDailyAllowance」を入力してください。 「リクエスト」には、 Glossary で定義した「RequestObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。 同様に「レスポンス」には、「ResponseObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。 作成したExcelのルール定義ファイルをアップロードするために「ファイル追加」をクリックしてください。 「開始」をクリックして、ファイルをアップロードしてください。 「Decisionファイル」のラジオボタンをクリックしてオンにしてください。 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録してください。 これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。
旅費精算の日当ルールを画面の項目の入力時に実行するための設定を行う¶
登録したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面の入力のタイミングでルールが実行されるように設定していきましょう。
フォーム編集画面を表示する¶
アクション設定で OpenRules との連携情報を設定する¶
アクション設定で、画面の項目への入力のタイミングでのルールの実行を設定しましょう。今回のハンズオンでは、場所・出張区分の値が変更されたタイミングでルールを実行するように設定します。
フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックしてください。 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。 「 追加」をクリックしてください。 アイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 」をクリックしてください。 「 追加」をクリックしてください。 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 」をクリックしてください。 「データマッパー」で右上の をクリックしてください。 データソース選択から作成したルール「【ハンズオン】日当計算ルール」をクリックしてください。 左の欄から「areaclass」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「areaclass: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「areaClassCode」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「areaClassCode:RequestObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「areaclass」とデータソース定義の「areaClassCode」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 左の欄から「tripClass」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「tripClass: 申請/処理開始」と表示されます。 右の欄から「tripClassCode」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「tripClassCode:RequestObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。 「追加」をクリックしてください。フォームの「tripClass」とデータソース定義の「tripClassCode」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。 リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。 左の欄から「dailyAllowance」をクリックしてください。クリック後、中央左の欄に「dailyAllowance:ResponseObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。 右の欄から「日当」をクリックしてください。クリック後、中央右の欄に「日当 | daily_allowance: 申請/処理開始」と表示されます。 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 」をクリックして閉じてください。 アクション設定で「確定」をクリックしてください。 イベント設定で「確定」をクリックしてイベントの設定を保存してください。 引き続き、出張区分の入力時のアクションイベントを設定するために、「 追加」をクリックしてください。 追加した行のアイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 」をクリックしてください。 「 追加」をクリックしてください。 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 」をクリックしてください。 「データマッパー」で以下の通りに設定してください。 リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。 「データマッパー」で以下の通りに設定してください。 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 」をクリックして閉じてください。 アクション設定で「確定」をクリックしてください。 イベント設定で「確定」をクリックしてください。 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存してください。 最後に「定義の反映」をクリックして、フローの実行準備を行ってください。 これで、 OpenRules の結果に基づいて日当計算ができるようになりました。次の手順で、実行して日当が正しく計算されるのを確認してみましょう。