IM-BIS for Accel Platform OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第9版 2019-04-01

6.3. IM-BIS の画面(フォーム)のイベントと OpenRules を連携する

先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。

OpenRules と IM-BIS を連携するための手順

この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS のイベント設定でルールの実行を設定するまでの手順を確認していきます。

フローの作成に必要な定義をダウンロードする

ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。
最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。

ハンズオンの定義ファイルをインポートする

先の手順でダウンロードしたファイルを「 各種定義ファイルのインポートの手順 」に従ってインポートしてください。

旅費精算の日当ルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録する

IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。

データソース定義の基本情報を登録する

データソース定義の基本情報を登録しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」から「データソース定義」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_16.png
  2. 「登録」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_21.png
  3. 以下の通りに入力後、「登録」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_31.png
    1. データソース種別
      「ルール」を選択してください。
    2. データソース名
      「【ハンズオン】日当計算ルール」と入力してください。

OpenRules の詳細情報を登録する

データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
  1. 「Decision名」には、Excelファイルの Decision の名前「sampleDailyAllowance」を入力してください。
    ../../_images/datasource_41.png
  2. 「リクエスト」には、 Glossary で定義した「RequestObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。
    ../../_images/datasource_51.png
    パラメータ データ型 親オブジェクト
    RequestObject object なし
    areaClassCode string 1
    tripClassCode string 1
  3. 同様に「レスポンス」には、「ResponseObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    入力欄を追加し、以下の通りに設定してください。
    ../../_images/datasource_61.png
    フィールド データ型 親オブジェクト
    ResponseObject object なし
    dailyAllowance number 1
  4. 作成したExcelのルール定義ファイルをアップロードするために「ファイル追加」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_71.png
  5. 「開始」をクリックして、ファイルをアップロードしてください。
    ../../_images/datasource_81.png
  6. 「Decisionファイル」のラジオボタンをクリックしてオンにしてください。
    ../../_images/datasource_91.png
  7. 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録してください。
    ../../_images/datasource_101.png
  8. これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。

旅費精算の日当ルールを画面の項目の入力時に実行するための設定を行う

登録したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面の入力のタイミングでルールが実行されるように設定していきましょう。

フォーム編集画面を表示する

画面アイテムにイベントを設定するために、フォーム(画面)の編集を開始しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」をクリックしてください。
    ../../_images/edit_flow_1.png
  2. 「一覧」をクリックしてください。
    ../../_images/edit_flow_2.png
  3. インポートしたフローの「【ハンズオン】旅費精算申請」の image_common_4 をクリックしてください。
    ../../_images/edit_flow_3.png
  4. 「申請/処理開始」のアイコンをダブルクリックして、フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)を表示してください。
    ../../_images/edit_flow_4.png

アクション設定で OpenRules との連携情報を設定する

アクション設定で、画面の項目への入力のタイミングでのルールの実行を設定しましょう。
今回のハンズオンでは、場所・出張区分の値が変更されたタイミングでルールを実行するように設定します。
  1. フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_1.png
  2. 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。
    ../../_images/action_settings_2.png
  3. image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_3.png
  4. アイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    1. アイテム
    areaclass
    1. イベントタイプ
    入力
    ../../_images/action_settings_4.png
  5. image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_5.png
  6. 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_6.png
  7. 「データマッパー」で右上の image_common_1 をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_7.png
  8. データソース選択から作成したルール「【ハンズオン】日当計算ルール」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_8.png
  9. 左の欄から「areaclass」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「areaclass: 申請/処理開始」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_9.png
  10. 右の欄から「areaClassCode」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「areaClassCode:RequestObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_10.png
  11. 「追加」をクリックしてください。
    フォームの「areaclass」とデータソース定義の「areaClassCode」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。
    ../../_images/action_settings_11.png
  12. 左の欄から「tripClass」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「tripClass: 申請/処理開始」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_12.png
  13. 右の欄から「tripClassCode」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「tripClassCode:RequestObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_13.png
  14. 「追加」をクリックしてください。
    フォームの「tripClass」とデータソース定義の「tripClassCode」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。
    ../../_images/action_settings_14.png
  15. リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_15.png
  16. 左の欄から「dailyAllowance」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「dailyAllowance:ResponseObject.【ハンズオン】日当計算ルール」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_16.png
  17. 右の欄から「日当」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「日当 | daily_allowance: 申請/処理開始」と表示されます。
    ../../_images/action_settings_17.png
  18. 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_18.png
  19. 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 image_common_3 」をクリックして閉じてください。
    ../../_images/action_settings_19.png
  20. アクション設定で「確定」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_20.png
  21. イベント設定で「確定」をクリックしてイベントの設定を保存してください。
    ../../_images/action_settings_21.png
  22. 引き続き、出張区分の入力時のアクションイベントを設定するために、「 image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_22.png
  23. 追加した行のアイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    1. アイテム
    tripclass
    1. イベントタイプ
    入力
    ../../_images/action_settings_23.png
  24. image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_24.png
  25. 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_25.png
  26. 「データマッパー」で以下の通りに設定してください。
    ../../_images/action_settings_26.png
    1. データソース定義
      「【ハンズオン】日当計算ルール」を選択してください。
    2. 場所のマッピング
      左の画面(フォーム)項目の「areaclass」と右のデータソース定義のリクエストパラメータの「areaClassCode」をマッピングしてください。
    3. 出張区分のマッピング
      左の画面(フォーム)項目の「tripclass」と右のデータソース定義のリクエストパラメータの「tripClassCode」をマッピングしてください。
  27. リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_27.png
  28. 「データマッパー」で以下の通りに設定してください。
    ../../_images/action_settings_28.png
    1. 日当のマッピング
      左のデータソース定義のレスポンスフィールドの「dailyAllowance」と右の画面(フォーム)項目の「日当」をマッピングしてください。
  29. 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_29.png
  30. 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 image_common_3 」をクリックして閉じてください。
    ../../_images/action_settings_30.png
  31. アクション設定で「確定」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_31.png
  32. イベント設定で「確定」をクリックしてください。
    ../../_images/action_settings_32.png
  33. 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存してください。
    ../../_images/action_settings_33.png
  34. 最後に「定義の反映」をクリックして、フローの実行準備を行ってください。
    ../../_images/action_settings_34.png
  35. これで、 OpenRules の結果に基づいて日当計算ができるようになりました。
    次の手順で、実行して日当が正しく計算されるのを確認してみましょう。