IM-BIS for Accel Platform OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第9版 2019-04-01

5.3. IM-BIS と連携したフローを作成する

先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。

OpenRules と IM-BIS を連携するための手順

この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS の画面アイテムのイベントに設定するまでの手順を確認していきます。

フローの作成に必要な定義をダウンロードする

ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。
最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。

ハンズオンの定義ファイルをインポートする

先の手順でダウンロードしたファイルを「 各種定義ファイルのインポートの手順 」に従ってインポートしてください。

OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録する

必要な準備が整いましたので、 IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。

データソース定義の基本情報を登録する

データソース定義の基本情報を登録しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」-「データソース定義」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_1.png
  2. 「登録」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_2.png
  3. 以下の通りに入力後、「登録」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_3.png
    1. データソース種別
      「ルール」を選択してください。
    2. データソース名
      「【ハンズオン】Hello! ルール」と入力してください。

OpenRules の詳細情報を登録する

データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
  1. 先の手順「 入出力処理やルールの実行設定( Decision )を作成する 」で定義した Decision 名を「Decision名」に入力してください。
    ../../_images/datasource_4.png
  2. 「リクエスト」には、「 Excelファイルに項目名のマッピング表( Glossary )を作成する 」の Glossary で定義した「InputObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    オブジェクトと項目の入力欄を追加するために、「追加」を3回クリックしてください。
    クリック後には、3行分の入力欄が表示されます。
    ../../_images/datasource_5.png
  3. 1行目は、以下の通りに入力してください。
    ../../_images/datasource_6.png
    1. パラメータ
    InputObject
    1. データ型
    object
    1. 親オブジェクト
    なし
  4. 2行目は、以下の通りに入力してください。
    ../../_images/datasource_7.png
    1. パラメータ
    Name
    1. データ型
    string
    1. 親オブジェクト
    1 *
    * 番号は「リクエスト」の表の行番号を表します。この場合、1行目の「InputObject」を親オブジェクトにする、という設定を表します。
  5. 3行目は、以下の通りに入力してください。
    ../../_images/datasource_8.png
    1. パラメータ
    Age
    1. データ型
    number
    1. 親オブジェクト
    1 *
    * 番号は「リクエスト」の表の行番号を表します。この場合、1行目の「InputObject」を親オブジェクトにする、という設定を表します。
  6. 「レスポンス」には、「 Excelファイルに項目名のマッピング表( Glossary )を作成する 」の Glossary で定義した「OutputObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    オブジェクトと項目の入力欄を追加するために、「追加」を2回クリックしてください。
    クリック後には、2行分の入力欄が表示されます。
    ../../_images/datasource_9.png
  7. 1行目は、以下の通りに入力してください。
    ../../_images/datasource_10.png
    1. フィールド
    OutputObject
    1. データ型
    object
    1. 親オブジェクト
    なし
  8. 2行目は、以下の通りに入力してください。
    ../../_images/datasource_11.png
    1. フィールド
    message
    1. データ型
    string
    1. 親オブジェクト
    1 *
    * 番号は「レスポンス」の表の行番号を表します。この場合、1行目の「OutputObject」を親オブジェクトにする、という設定を表します。
  9. 作成したExcelのルール定義ファイルをアップロードするために「ファイル追加」をクリックしてください。
    ../../_images/datasource_12.png
  10. 「開始」をクリックして、ファイルをアップロードしてください。
    ../../_images/datasource_13.png
  11. 「Decisionファイル」のラジオボタンをクリックしてください。
    ../../_images/datasource_14.png
  12. 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録してください。
    ../../_images/datasource_15.png
  13. これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。

IM-BIS のイベントにルールを実行するための設定を行う

登録したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面アイテムのイベントにルールの実行を設定しましょう。

フォーム(画面)の編集を開始する

画面アイテムにイベントを設定するために、フォーム(画面)の編集を開始しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」をクリックしてください。
    ../../_images/edit_form_1.png
  2. 「一覧」をクリックしてください。
    ../../_images/edit_form_2.png
  3. インポートしたフローの「【ハンズオン】Hello! OpenRules」の編集をクリックしてください。
    ../../_images/edit_form_3.png
  4. 「申請/処理開始」のアイコンをダブルクリックして、フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)を表示してください。
    ../../_images/edit_form_4.png

画面のアクションイベントにルールの実行を設定する

フォーム(画面)の編集画面で、画面アイテムにルールを実行するイベントを設定しましょう。
  1. フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_1.png
  2. 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。
    ../../_images/data_mapper_2.png
  3. image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_3.png
  4. アイテムとイベントタイプを以下の通りに変更後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    1. アイテム
    ルールを実行する | - (ボタン(イベント))
    1. イベントタイプ
    クリック
    ../../_images/data_mapper_4.png
  5. image_common_2 追加」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_5.png
  6. 「アクション」を「外部連携」に設定後、「 image_common_4 」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_6.png
  7. 「データマッパー」で右上の image_common_1 をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_7.png
  8. 登録したデータソース定義「【ハンズオン】Hello!ルール」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_8.png
  9. 左の欄から「名前」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「名前 | name: 申請/処理開始」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_9.png
  10. 右の欄から「Name」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「Name:InputObject.【ハンズオン】Hello! ルール」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_10.png
  11. 「追加」をクリックしてください。
    フォームの「名前」とデータソース定義の「Name」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。
    ../../_images/data_mapper_11.png
  12. 左の欄から「年齢」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「年齢 | age: 申請/処理開始」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_12.png
  13. 右の欄から「Age」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「Age:InputObject.【ハンズオン】Hello! ルール」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_13.png
  14. 「追加」をクリックしてください。
    フォームの「年齢」とデータソース定義の「Age」のマッピングが設定され、中央下段の欄に表示されます。
    ../../_images/data_mapper_14.png
  15. リクエストの設定が完了しましたので、レスポンスの設定を行うために「レスポンス」タブをクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_15.png
  16. 左の欄から「message」をクリックしてください。
    クリック後、中央左の欄に「message:OutputObject.【ハンズオン】Hello! ルール」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_16.png
  17. 右の欄から「結果」をクリックしてください。
    クリック後、中央右の欄に「結果 | result」と表示されます。
    ../../_images/data_mapper_17.png
  18. 「追加」、「保存」の順にクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_18.png
  19. 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 image_common_3 」をクリックして閉じてください。
    ../../_images/data_mapper_19.png
  20. アクション設定で「確定」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_20.png
  21. イベント設定で「確定」をクリックしてください。
    ../../_images/data_mapper_21.png
  22. 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存してください。
    ../../_images/data_mapper_22.png
  23. 最後に「定義の反映」をクリックして、フローの実行準備を行ってください。
    ../../_images/data_mapper_23.png