ワークフロー関数(案件情報)¶
アプリケーション種別「IM-Workflow」「BIS_BF」「BIS_WKF」のアプリケーションで利用できるワークフローの案件情報の関数です。コラム
アプリケーション種別「BIS_BF」「BIS_WKF」は、IM-BISで作成したフォームに設定されます。
ワークフロー関数(案件情報)で利用できる関数
- matterName(案件名の取得)
- matterNumber(案件番号の取得)
- matterEndStatusCode(案件完了状態の取得)
- matterStatusCode(案件状態の取得)
- matterPriorityLevel(案件の優先度の取得)
- matterStartDate(案件開始日(文字列)の取得)
- matterStartDateValue(案件開始日(数値)の取得)
- matterLastProcessDate(最終処理日(文字列)の取得)
- matterLastProcessDateValue(最終処理日(数値)の取得)
- matterCplDate(案件終了日(文字列)の取得)
- matterCplDateValue(案件終了日(数値)の取得)
- matterArchiveMonth(アーカイブ年月(文字列)の取得)
- matterArchiveMonthValue(アーカイブ年月(数値)の取得)
- flowId(フローIDの取得)
- flowName(フロー名の取得)
- flowVersionId(フローバージョンIDの取得)
matterName(案件名の取得)¶
申請時に設定した案件名を取得します。案件名は申請時に設定するため、申請・一時保存時は表示されません。
書式¶
matterName()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件名に「備品購入申請」を指定して申請した場合
- matterName() → 画面アイテムには「備品購入申請」と表示されます。
matterNumber(案件番号の取得)¶
申請時に自動発番された案件番号を取得します。案件番号は申請時に発番するため、申請・一時保存時は表示されません。
書式¶
matterNumber()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件番号が「0000000016」となった場合
- matterNumber() → 画面アイテムには「0000000016」と表示されます。
matterEndStatusCode(案件完了状態の取得)¶
案件が完了しているかの状態を取得します。
書式¶
matterEndStatusCode()
- 案件が完了している場合は、完了状態に基づく下記のコードを表示します。
- 0 →終了ノード到達
- 1 →承認終了
- 2 →取止め
- 3 →否認
- 4 →案件操作
- 案件が完了していない場合には、何も表示しません。
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件がワークフローの終了ノードに到達して完了した場合
- matterEndStatusCode() → 画面アイテムには「0」と表示されます。
matterStatusCode(案件状態の取得)¶
案件の状態を取得します。案件状態は申請後に設定されるため、申請・一時保存時は表示されません。
書式¶
matterStatusCode()
- 申請・一時保存以外の場合に、状態に基づいて下記のコードを表示します。
- 0 →未完了
- 1 →完了
- 2 →過去完了
- 申請・一時保存の場合には、何も表示しません。
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件が承認待ちの場合
- matterStatusCode() → 画面アイテムには「0」と表示されます。
matterPriorityLevel(案件の優先度の取得)¶
案件の優先度を取得します。案件の優先度は申請時に設定するため、申請・一時保存時は表示されません。
書式¶
matterPriorityLevel()
- 申請・一時保存以外の場合に、優先度に基づいて下記のコードを表示します。
- 9 →高
- 5 →通常
- 1 →低
- 申請・一時保存の場合には、何も表示しません。
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件の優先度が「通常」の場合
- matterPriorityLevel() → 画面アイテムには「5」と表示されます。
matterStartDate(案件開始日(文字列)の取得)¶
案件開始日をアカウントタイムゾーンに変換し、ユーザの「日付と時刻の形式」の設定内容でフォーマットした文字列として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterStartDate()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件開始日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterStartDate() → 画面アイテムには「2012/10/01 09:00:00.000」と表示されます。
matterStartDateValue(案件開始日(数値)の取得)¶
案件開始日をシステムタイムゾーンでの日付時刻を表す数値(1970年1月1日0時0分0秒0ミリ秒からの経過ミリ秒数)として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterStartDateValue()
- 式評価結果のデータ型は「数値」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件開始日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterStartDateValue() → 画面アイテムには「1349049600000」と表示されます。
matterLastProcessDate(最終処理日(文字列)の取得)¶
最終処理日をアカウントタイムゾーンに変換し、ユーザの「日付と時刻の形式」の設定内容でフォーマットした文字列として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterLastProcessDate()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 最終処理日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterLastProcessDate() → 画面アイテムには「2012/10/01 09:00:00.000」と表示されます。
matterLastProcessDateValue(最終処理日(数値)の取得)¶
最終処理日をシステムタイムゾーンでの日付時刻を表す数値(1970年1月1日0時0分0秒0ミリ秒からの経過ミリ秒数)として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterLastProcessDateValue()
- 式評価結果のデータ型は「数値」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 最終処理日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterLastProcessDateValue() → 画面アイテムには「1349049600000」と表示されます。
matterCplDate(案件終了日(文字列)の取得)¶
案件終了日をアカウントタイムゾーンに変換し、ユーザの「日付と時刻の形式」の設定内容でフォーマットした文字列として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterCplDate()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件終了日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterCplDate() → 画面アイテムには「2012/10/01 09:00:00.000」と表示されます。
matterCplDateValue(案件終了日(数値)の取得)¶
案件終了日をシステムタイムゾーンでの日付時刻を表す数値(1970年1月1日0時0分0秒0ミリ秒からの経過ミリ秒数)として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterCplDateValue()
- 式評価結果のデータ型は「数値」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- 案件終了日が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterCplDateValue() → 画面アイテムには「1349049600000」と表示されます。
matterArchiveMonth(アーカイブ年月(文字列)の取得)¶
アーカイブ年月を「yyyyMM」の形式でフォーマットした文字列として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterArchiveMonth()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- アーカイブ年月が「2012/10」の案件を表示した場合
- matterArchiveMonth() → 画面アイテムには「201210」と表示されます。
matterArchiveMonthValue(アーカイブ年月(数値)の取得)¶
アーカイブ年月を日付時刻を表す数値(1970年1月1日0時0分0秒0ミリ秒からの経過ミリ秒数)として取得します。ただし、申請・一時保存画面では表示できません。
書式¶
matterArchiveMonthValue()
- 式評価結果のデータ型は「数値」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- アーカイブ年月が「2012/10/01 09:00」の案件を表示した場合
- matterArchiveMonthValue() → 画面アイテムには「1349049600000」と表示されます。
flowId(フローIDの取得)¶
フローIDを取得します。
書式¶
flowId()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- フローIDが「business_flow01」の案件を表示した場合
- flowId() → 画面アイテムには「business_flow01」と表示されます。
flowName(フロー名の取得)¶
フロー名を取得します。
書式¶
flowName()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
使用例¶
- フロー名が「国内出張申請フロー」の案件を表示した場合
- flowName() → 画面アイテムには「国内出張申請フロー」と表示されます。
flowVersionId(フローバージョンIDの取得)¶
フローバージョンIDを取得します。
書式¶
flowVersionId()
- 式評価結果のデータ型は「文字列」に指定する必要があります。
- 表示タイプは「承認時」に「表示・入力可」としない場合、正しく表示されません。
- フローバージョンは、システム内部で管理するフローのバージョン識別情報です。
使用例¶
- フローバージョンIDが「5i40xnhdw4uko8m」の案件を表示した場合
- flowVersionId() → 画面アイテムには「5i40xnhdw4uko8m」と表示されます。