概要
アプリケーションプログラムでは、ファンクションコンテナにおいて、JAVA プログラムを呼び出して利用する事ができます。
JavaScript から呼び出す事のできる JAVA クラスは、JDK により提供されるクラスの一部と自作のクラスになります。
JAVA 呼び出しによる恩恵
JavaScript から JAVA のプログラムを呼び出せるということは、JAVA により提供される様々な技術を JavaScript から利用可能になるということでもあります。
これにより、単なる JAVA クラスの呼び出しだけにとどまらず、JavaBeans の利用や RMI, IIOP といった通信技術、さらには EJB などの利用も可能となります(この場合、それぞれの技術を提供している他のサーバ製品が別途必要になります)。
注意事項
JAVA のプログラムを呼び出す際に引き渡す引数には、以下の制限がつきます。
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型 |
String,Number および Boolean 型のみ、引数として利用可能です。オブジェクトを引数として指定することはできません。 |
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数値 |
JavaScript では、数値型は double として扱っているため、Number 型のデータを double 以外の型として引数指定した場合は、丸め込みなどの現象が起こる事があります。 |
JavaScript では、例外処理という概念が存在しないため、JavaScript から呼び出された JAVA プログラム内で発生した例外が JAVA プログラム内でキャッチされずにスローされた場合、JavaScript の実行は強制的に中断されます。
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