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i ntra-mart ワークフロー API 仕様

注意事項

ワークフロー・モジュールでは、データベースを使用します。
データベース環境への接続が正しくおこなわれていることを確認した上でご利用ください。

ワークフロー・モジュールでは、分岐・結合などの複雑なフローに対応しています。
基本モジュールのみの場合には、直線的なフローにしか対応していませんが、ワークフロー・デザイナをアドオンすることで、複雑なフローの設計が可能になります。

ワークフロー・モジュールでは、すべての申請案件に対して、その承認過程を履歴としてデータベースに保存しています。
このため、承認行為などのワークフローに関わるすべてのアクションに対してデータベース表内に新規レコードが追加される仕様となっています。



処理プログラム

処理プログラムとは、フロー図中の申請者(承認者)と承認者の間の処理を定義するプログラムである。

フロー図

この処理は、通常処理(through)、分岐処理(junction)、結合処理(combine)、分岐&結合処理(compound)、終結処理(terminate)の5種類が定義されている。
それぞれの処理種別に対して複数の処理(処理プログラムファイル)を定義できる。

処理プログラムファイルは 初期起動時にワークフロー・モジュールにへの登録が必要である。(例:include("workflow/process/throSmp01");)
詳細は、マニュアルをご参照下さい。

これらはワークフローオブジェクトの Module.workflow.setProcess() メソッドにより登録されたプログラムであり、初期インストール時には workflow/process/ フォルダに格納されている。

それぞれの処理プログラムファイル中の処理関数には、必ず3つのオブジェクト型引数が渡されます。これらの引数(oCurrent, aBefore, aNext) の仕様は以下の通りになります。

詳細なプログラム・インターフェースに関しては、アプリケーション共通モジュール を参照下さい。


承認ブロックとブロックコード

ワークフロー全体を承認者、および申請者によるリスト構造に模した構造体として管理しています。
この構造体の中で、承認者および申請者というリスト内の要素をブロックと呼びます。

このブロックは、フロー構造の中で一意である必要があります。
このブロックの一意性を保証するために、各ブロックには識別IDとして、ブロック・コードが割り当てられています。

ブロックコードは、ブロックの位置が右よりも左、下よりも上のほうにより若い番号が割り当てられています。

<イメージ> (※ □・・・ブロック)
□ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □
というある範囲内の状態に対して、



1 4 7 10 13 16
2 5 8 11 14 17
3 6 9 12 15 18

という順番でブロックコードがふられている。
※実際のブロックコードは4桁の数字(0000?)になっている。



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