機能説明

<IMART type=“richtextarea”>タグ。

フォーム内にリッチテキストエリアを表示します。
このタグはInternet Explorer6.0以降のみ動作します。
タグに挟まれた範囲内の文字列を初期表示文字列とします。

また、リッチテキストエリアの状態や表示内容は
JavaScript(クライアントサイド)を使用して操作することが出来ます。
JavaScriptメソッド一覧
voidclearLocal(key)
指定されたキーでローカルに保存されているデータを消去します。
BooleangetEnabled()
リッチテキストエリアの有効/無効を取得します。
StringgetHTMLText()
リッチテキストエリアから文字装飾タグ付きのテキストを取得します。
StringgetLocalKeys()
ローカルに保存されているデータのキー一覧を取得します。
StringgetRestrict()
リッチテキストエリアに入力可能な文字列を取得します。
StringgetText()
リッチテキストエリアから文字装飾タグ無しのプレーンテキストを取得します。
voidloadFromLocal(key)
指定されたキーでローカルに保存されているデータをリッチテキストエリアに読み込みます。
voidsaveToLocal(key)
リッチテキストエリアの入力内容を、指定されたキーでローカルに保存します。
voidsetBackGroundColor(color)
リッチテキストエリアの背景色を設定します。
voidsetEnabled(flg)
リッチテキストエリアの有効/無効を設定します。
voidsetHTMLText(value)
リッチテキストエリアに装飾付き文字列を表示します。
voidsetRestrict(value)
リッチテキストエリアに入力可能な文字列を設定します。
voidsetText(value)
リッチテキストエリアにプレーン文字列を表示します。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作
backgroundColor テキストエリア領域の背景色 デフォルトは白(#FFFFFF)
(エスケープ対象の属性です)
-
disabled リッチテキストエリアの有効(false)/無効(true) デフォルトは有効(true)
(エスケープ対象の属性です)
-
escapeJs JavaScriptエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が JavaScriptエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の JavaScriptエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeJsの値」に則ってJavaScriptエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
escapeXml XMLエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が XMLエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の XMLエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は、「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeXmlの値」に則ってXMLエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
height リッチテキストエリアの高さ(※135以上を推奨)
(エスケープ対象の属性です)
-
必須
name リッチテキストエリアの名前
(エスケープ対象の属性です)
-
restrict リッチテキストエリアに入力可能な文字列。指定された文字列以外の入力ができなくなります。
この属性で指定された値は、内部的にFlashのコンポーネントに渡されます。
指定方法の詳細は、次のリンクを参照してください。
http://livedocs.adobe.com/flash/9.0_jp/ActionScriptLangRefV3/flash/text/TextField.html#restrict
(エスケープ対象の属性です)
-
toolbarcolor ツールバー領域の背景色 デフォルトは白(#FFFFFF)
(エスケープ対象の属性です)
-
width リッチテキストエリアの幅(※280以上を推奨)
(エスケープ対象の属性です)
-

内部タグ

テキストエリアに表示する文字列。
文字列は、以下のタグを使用して装飾することができます。

richtextareaで使用可能な文字装飾タグは一般的なHTMLタグと完全に互換性のあるものではありません。
richtextareaから生成した装飾つきの文字列を、そのままWebページに記述することは、サイズの違いや段落等がrichtextareaの表示と異なる場合があるため推奨されません。
タグ名属性説明
<a>ハイパーリンクを作成します
href読み込みを行うページのURLを指定します。(最大128文字)
target読み込みを行うターゲットウィンドウを指定します。
<b>テキストを太字で表示します。
<br>改行を挿入します。
<font>テキストのフォントやカラーおよびサイズを指定します。
color16進数のカラーのみを指定します。
face使用するフォントのフォント名を指定します。
sizeテキストのサイズを指定します。
<img>画像(jpegのみ)またはムービー(swf)を埋め込みます。
srcjpegまたはswfファイルのパスを指定します。
width画像のピクセル単位の幅を指定します。
height画像のピクセル単位の高さを指定します。
align水平方向に対する表示位置を指定します。デフォルトはleftです。
hspace画像の周囲の水平方向に対する余白を指定します。デフォルトは8です。
vspace画像の周囲の垂直方向に対する余白を指定します。デフォルトは8です。
<i>テキストを斜体で表示します。
<li>テキストをリストで表示します。
<p>段落を挿入します。
<textformat>段落のフォーマットを指定します。
blockindent段落の最初の行のインデントをピクセル単位で指定します。
indent段落全体のインデントをピクセル単位で指定します。
leading行間を大きさを指定します。
leftmargin左側の余白をピクセル単位で指定します。
rigntmargin右側の余白をピクセル単位で指定します。
tabstopsタブの間隔をピクセル単位で指定します。
<u>下線付きのテキストを表示します。

サンプル

サンプル

サンプル
		<IMART type="form" name="frm"><br/>
			<IMART type="richtextarea" name="tarea" width="400" height="300" restrict="A-Za-z0-9\\-" ><br/>
			<a href="http://www.intra-mart.jp">intra-mart</a><br><br/>
			<font color="#FF00FF" size="18">intra-mart</font><br><br/>
			<b>intra-mart</b><br><br/>
			</IMART><br/>
		</IMART><br/>
		
		<script language="javascript">
		<br/>
		function sampleFunc() {<br/>
		document.frm.tarea.setHTMLText('<i>SAMPLE</i>');<br/>
		}<br/>
		</script><br/>
		<blockquote>
			画面上に幅400、高さ300のリッチテキストエリアを1つ表示します。<br/>
			name属性を"tarea"に設定し、半角英数字と半角ハイフン以外の入力を受け付けないようにします。<br/>
			ハイパーリンク、カラーとサイズ、ボールドをそれぞれ指定した文字列を初期表示します。<br/>
			定義されたメソッド(sampleFunc)を実行すると、リッチテキストエリア(tarea)に斜体の文字列が表示されます。<br/>
		</blockquote>