intra-mart デモンストレーションサイトガイド (intra-mart Accel Platform & IM-BIS編) 初版 2017-04-01

4. 簡単に業務アプリを作成する

この章ではノンコーディングで登録業務アプリケーションを作成する方法についてご紹介します。

4.1. IM-FormaDesigerについて

intra-martではIM-FormaDesignerというアプリケーションを簡易に作成できるツールがご用意されています。
このツールを利用することで、以下の種類のアプリケーションをノンコーディングで作成することができます。
なお、このツールはお手元のクライアントに何もインストールすることなく、ブラウザだけでの開発が可能です。

(a)業務データの登録画面および登録されたデータの一覧画面
(b)ワークフローの申請画面および承認画面

この章では(a)の業務データ登録画面および一覧画面の作成についてご紹介します。
今回作成するのは、以下のような取引先との与信情報を登録する業務画面となります。
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4.2. 登録画面を作成する

それでは、IM-FormaDesignerを起動して、登録画面を作ってみましょう。
  1. グローバルナビの「ワークフロー」→「FormaDesigner」→「Formaアプリケーション作成・編集」を選択します。

    ../../_images/04-02-01.png
  2. アプリケーション一覧画面で「登録」を押してください。

    ../../_images/04-02-02.png
  3. アプリケーション登録画面でアプリケーションの基本情報を設定し[登録]ボタンを押します。

    ../../_images/04-02-03.png
    「フォーム編集」画面が表示されます。現在はまだ真っ白なキャンパス状態なので、ここから入力項目を配置していきます。
  4. 「ツールキット」を選択すると画面作成に使えるアイテムが表示されます。

    使いたいアイテムをドラッグ&ドロップで画面に持ってくるだけでフォームを作成することができます。
    ../../_images/04-02-04.png

    コラム

    ツールキットにはさまざまなアイテムが用意されています。
    詳細は「IM-BIS デザイナヘルプ」をご参照ください。
  5. 「入力アイテム」の「文字列」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、アイテムの右上の「プロパティ」アイコンを押します。

    ../../_images/04-02-05.png
  6. プロパティダイアログが表示されますので、文字列アイテムを以下の通りに設定します。

    ../../_images/04-02-06.png
  7. 同様に「入力アイテム」の「文字列」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-07.png
  8. 「入力アイテム」の「文字列」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-08.png
  9. 「入力アイテム」の「文字列」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-09.png
  10. 「入力アイテム」の「期間」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-10.png
  11. 「入力アイテム」の「数値」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-11.png
  12. 「入力アイテム」の「数値」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-12.png
  13. 「入力アイテム」の「セレクトボックス」アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、「プロパティ」でアイテムの設定を定義します。

    ../../_images/04-02-13.png
  14. 「入力アイテム」の「ボタン(登録)」アイテムをドラッグ&ドロップで配置します。「プロパティ」は特に設定する必要はありません。

    ../../_images/04-02-14.png
  15. 画面のアイテム配置・設定が全て終わりましたら、画面左上にある[更新]を押して設定内容を保存します。

    保存が終わりましたら[⇐]を押して「フォーム編集」画面から抜けます。
    ../../_images/04-02-15.png
  16. 「フォーム一覧」画面が表示されますので、[⇐]を押します。

    これで、登録画面の作成が完了しました。
    ../../_images/04-02-16.png

4.3. 登録画面以外の設定を行う

アプリケーションを完成させるためには、登録画面以外にも「テーブル設定」「権限設定」「メニュー設定」「一覧表示項目設定」を実施する必要があります。
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4.3.1. テーブルを設定する

登録画面の画面項目を配置しましたが、その画面項目に入力されたデータを格納するDBテーブルを設定しましょう。
  1. 「テーブル設定」タブを選択し、[登録]を押します。

    ../../_images/04-03-01-01.png
  2. 登録画面に配置した入力項目の分だけDBテーブルのカラムが生成されています。

    「データサイズ」に入力されるデータの最大サイズを数値で設定して下さい。
    文字列は全角・半角関係なく、最大文字数を設定して下さい。
    例) あいうえおabcde → 10
    数値は最大桁数を設定して下さい。
    例) 1,000,000 → 7
    とりあえずデモ上では、下記画面の数値を入力して頂ければ結構です。
    ../../_images/04-03-01-02.png
    全ての入力項目の「データサイズ」に設定が終わりましたら、画面左上の[登録]を押して作業を完了させて下さい。

4.3.2. アクセス権限を設定する

作成する業務アプリケーションに対してアクセス権限を設定しましょう。
  1. 「権限設定」タブを選択し、[登録]を押します。

    アクセス権限を設定する単位として、「ロール」「ユーザ」「組織」「パブリックグループ」がありますが、今回は「組織」単位にアクセス権限を付与してみます。
    「組織」の[+]→[追加]の順に押します。
    ../../_images/04-03-02-01.png
  2. 「権限設定(組織)」が表示されますので、「組織」の虫眼鏡アイコンを押して「組織検索」ダイアログを開きます。

    今回は与信情報登録ということで、法務・コンプライアンス課にアクセス権限を与えたいと思います。
    「ツリー」タブを選択し、ツリーから法務・コンプライアンス課を選択して[決定]ボタンを押します。
    ../../_images/04-03-02-02.png
  3. 組織が選択されましたら、次はその組織にどのようなアクセス権限を与えるかを選択します。

    今回は全ての権限を与えることにしますので、「権限」にて[登録・更新・削除可能]を選択して下さい。
    [登録]ボタンを押すと、法務・コンプライアンス課にフル権限を与えた設定が完了します。
    ../../_images/04-03-02-03.png

4.3.4. 一覧表示項目を設定する

作った登録画面で入力されるデータを一覧表示する画面を設定しましょう。
  1. 「一覧表示項目設定」タブを選択します。

    今回はデフォルト設定のままとしますが、ここではViewCreatorのデータ参照機能を使っており、よりきめ細やかな表示設定や表示順、項目から詳細画面へリンクを張る等のかなり詳細な一覧表示画面設定が可能となっております。
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4.4. 業務アプリケーションを実行しよう

それでは、IM-FormaDesignerで作った業務アプリケーションを実行してみましょう。
  1. 法務・コンプライアンス課に所属しているユーザでログインします。

    (ユーザコード:kuroda/パスワード:kuroda)
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  2. グローバルナビの「more...」→「サイトマップ」を選択してください。

    ../../_images/04-04-02.png
  3. サイトマップが表示されます。「メニューを設定する」で設定しましたメニューがありますので選択します。

    ../../_images/04-04-03.png
  4. 一覧画面が表示されます(まだ登録データが無いので一件も表示されていません)。

    [登録]を押してデータを登録してみましょう。
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  5. 登録画面を作成する」で作成した登録画面が表示されます。

    入力したり、選択したりして[登録]ボタンで登録してみましょう。
    ../../_images/04-04-05.png
  1. 登録画面で[登録]ボタンを押すと一覧画面に戻ります。一覧に一件表示されて、データが登録されたことがわかります。
[詳細]アイコンを押すと、先ほど登録したデータの参照画面が表示されます。
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