11.18.4.1. Web Application Server 起動後にログインができない(データベースに接続できない)場合¶
- 接続するデータベース設定に誤りがある可能性があります。この場合の原因の確認方法を説明します。
11.18.4.1.1. Web Application Server 起動時のコンソール情報の確認¶
11.18.4.1.1.1. 2019 Summer(Waltz) 以前のバージョンの場合¶
Web Application Server 起動時に次のメッセージが出力されているかを確認します。[WARN] c.c.s.w.WebApp - [] java.lang.RuntimeException: resource: iwp/platform/schema/exists_table.sql is not found. java.lang.RuntimeException: resource: iwp/platform/schema/exists_table.sql is not found.このメッセージが確認できた場合、データベース設定に誤りがあります。より詳しい原因を確認するために下記に説明する「データベースログの設定」を変更します。
11.18.4.1.1.2. 2019 Winter(Xanadu) 以降のバージョンの場合¶
Web Application Server 起動時に次のメッセージが出力されているかを確認します。[ERROR] j.c.i.s.s.PlatformServletContextListener - [] [E.IWP.DATABASE.00024] Failed to connect system database. jp.co.intra_mart.system.servlet.listener.PlatformLifecycleException: [E.IWP.DATABASE.00024] Failed to connect system database.このメッセージが確認できた場合、データベース設定に誤りがあります。より詳しい原因を確認するためにコンソールに出力されているスタックトレースを確認してください。
11.18.4.1.2. データベースログの設定¶
Resin の場合、<%RESIN_HOME%/webapps> 配下のwarファイルと同名のディレクトリ /WEB-INF/conf/log/im_logger_database.xmlファイルをエディタで開き、L.43行目を次のように変更します。変更前 <level value=”off” />変更後 <level value=”trace” />編集後、 Web Application Server を再起動します。この設定変更によりデータベース関連のトレース情報が有効となり、JDBCドライバからのログ情報がコンソール上で確認できます。コラム
Resin 以外の Web Application Server の場合、各 Web Application Server の管理コーンソールにある、データソース設定画面より、接続確認を行います。コラム
- この場合における主な原因としては次が考えられます。
- 接続先のデータベースのIPアドレス、ポート番号、データベースユーザ、パスワードの間違い
- データベースユーザの権限不足(権限不足により接続ができない。テーブル作成ができない。)