8.1. 全般¶
8.1.1. 扱う組織について¶
intra-mart Accel Platform のデフォルト組織セットのみを扱います。
8.1.2. ログインユーザの所属について¶
所属している組織のないユーザの場合、登録処理・更新処理を行うことができず、エラー画面へ遷移します。複数の組織に所属しているユーザの場合、intra-mart Accel Platform の設定にて所属を切り替えて、どの所属として操作するかを明確にしておく必要があります。
8.1.3. 認可設定について¶
Collaborationを利用するユーザに対して会社の認可設定がされていない場合(自身の所属する会社への認可がない場合)、正しく動作しない場合があります。
8.1.4. 機能管理者について¶
複数会社に所属しているユーザを機能管理者に設定した場合、そのユーザは所属する全ての会社での機能管理者です。複数会社に所属しているユーザの場合、特定の会社のみの機能管理者となることはできません。
8.1.5. 各機能のオーナーについて¶
以下の機能には管理機能を扱える「オーナー」の設定が可能です。機能管理者またはコラボレーション管理者によってオーナー設定されたユーザには自動で intra-mart Accel Collaboration のオーナーロールが付与されます。この付与されているオーナーロールの変更は intra-mart Accel Platform のテナント管理機能から行わないでください。オーナーの設定/解除は intra-mart Accel Collaboration の各機能画面から行う必要があります。
- 共有住所録
- ファイルライブラリ
- インフォメーション
- スケジュール
8.1.6. 「version5.0」、「version6.0」のテーマについて¶
画面によっては表示が崩れる場合があります。
8.1.7. 文字制限について¶
100文字で表示を切るなどの文字数表示制限がある項目では、サロゲートペア文字があると表示が崩れる場合があります。また、半角円記号は利用できません。
8.1.8. 多言語について¶
言語の途中アンインストールは intra-mart Accel Platform として推奨されません。intra-mart Accel Collaboration でも動作保証の対象外です。多言語での運用で、IM共通マスタの各種多言語マスタ項目が入力されていない場合、エラーが発生する場合があります。
8.1.9. ファイル一括ダウンロードについて(ファイルライブラリ・ファイル共有アイテム)¶
ファイルライブラリ/ファイル共有アイテムにおいては、複数のファイルを1つのZIP圧縮されたファイルとしてダウンロードが可能ですが、ZIPファイル内に圧縮された各ファイルの名称が半角英数字および日本語でない文字の場合、圧縮ファイル内の各ファイル名が文字化けする場合があります。 同名のファイルをまとめてダウンロードした場合、1ファイルしかダウンロードできません。
8.1.10. ファイルアップロードについて¶
アップロード時に同名ファイルのファイルは同時にアップロードできません。
8.1.11. ファイルダウンロードについて¶
ファイル名に ; (セミコロン)を含むファイルの場合、ダウンロード時にセミコロンより後のファイル名が欠落してダウンロードされます。
8.1.12. ダイアログ表示について¶
ダイアログを表示する際のインジケータ(読み込み中...)が、表示しているダイアログ全体に適用されない場合があります。
8.1.13. 組織名の表示について¶
各機能の参照画面等で表示している会社組織名はスナップショットで保存されているため、ログインユーザにとって認可外の場合であっても表示されます。
8.1.14. システムの開始日・終了日について¶
intra-mart Accel Collaboration の各機能で扱う日付は、intra-mart Accel Platform のシステム開始日~終了日の範囲内である必要があります。
8.1.15. 通知メールについて¶
- メールソフト(例:MS Outlook)によっては、受信した通知メールの宛先欄が「undisclosed-recipients」となる場合があります。
- 通知メール本文・IMBoxメッセージ通知の日付表示の形式は、個人設定に関係なくシステム固定の表示形式(yyyy/MM/dd HH:mm)です。
- IMBoxのメッセージの上限(標準では1000文字)を超える内容の本文となる場合は、IMBox通知できません。
8.1.16. 外部連携(Googleカレンダー連携)について¶
過去に使用されたユーザコードと同じユーザコードでユーザを作成した場合に、外部連携設定が残ります。
8.1.17. SQLServerでのセットアップについて¶
テナント環境セットアップのテーブルデータ作成時に最大キー長に関する警告が表示されます。この場合、運用中にIM共通マスタの会社コード、分類コード、分類項目コード等のコード値が80桁を超える大きな値である場合、以下の機能で登録・更新時にSQLエラーが発生します。
- スケジュール
- ファイルライブラリ
- インフォメーション
- 共有住所録
8.1.18. テナント環境セットアップで登録されるロール関連情報を削除した場合は動作保証されません。¶
テナント環境セットアップで登録される intra-mart Accel Collaboration に関するロールおよびロールの認可設定の削除は行わないでください。intra-mart Accel Collaboration が正しく動作しなくなります。
8.1.19. 同一会社で複数の組織に所属している場合、アクセス権が正しく動作しないことがあります。¶
カレント組織のアクセス権が無効な場合、同一会社で所属している別の組織のアクセス権が有効です。以下に具体例を示します。ユーザが同一会社の以下の2つの組織に所属しているとします。
- 組織A・・・アクセス権あり
- 組織B・・・アクセス権なし
上記の場合、組織Bをカレント組織として操作しても、組織Aのアクセス権により有効です。
8.1.20. 制御文字を含んだ文字列がデータとして登録されていると、正常にデータの表示・動作が行われなくなる場合があります。¶
intra-mart Accel Collaboration の各機能において、制御文字を含んだ文字列がデータとして登録されていると、正常にデータの表示・動作が行われなくなる場合があります。