========================================================================================================= StartPack4.0とConceptBase Serch1000 ver4.0との連携 ========================================================================================================= 設定例を参照になる場合には、以下の前提条件を必要と致します。 ・Startpackにおいて、ドキュメント管理および掲示板に、文書デー タベースの検索対象となるファイルが既に登録されている。 ・Startpackドキュメント管理および掲示板に登録された、文書デー タベースの検索対象となるファイルを参照可能なログイングループ が2つ必要です。また、それらログイングループのログイングルー プIDは以下となります。 ログイングループID:AAA ログイングループID:BBB ・Justsystem ConceptBase Searchサーバサービスが使用するユーザ ーアカウントを2つ作成する必要があります。また、作成されたア カウントのユーザー名とパスワードは以下になります。 アカウント1 ユーザー名:aaa パスワード:aaa アカウント2 ユーザー名:bbb パスワード:bbb ※Justsystem ConceptBase Searchサーバサービスが使用するユー ザーアカウントについては、ConceptBase Search1000 Ver 4.0 に付属する以下マニュアルをご参照ください。 管理者ガイド[サーバー] P33 3-3アクセス管理 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- StartPackの設定 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- (1)掲示板、ドキュメント管理において、環境設定の初期化データ設 定で、次の項目を設定します。 「NOTICE_USE_CBSEARCH」をONにします。 (2)im-ResouceService内の設定ファイルを書き換えます。 1.掲示板設定ファイル (im-ResourceServiceルート)/startpack/noticeのnotice.ini 2.ドキュメント管理設定ファイル (im-ResourceServiceルート) /startpack/docのdoc.ini 3.編集内容は、ConceptBaseが文書データベースへ検索を行う際に 利用される、下記ConceptBaseの設定の (1)で設定するログイン 名、パスワード名です。(ConceptBaseをインストールされた OS 上に作成されたユーザーの情報です。) [設定例]:ログイングループ[AAA] とログイングループ[BBB]で、 検索先の文書データベースを切り分けて利用する際の 設定例 ISP_DOCUMENT_CB_DOCDB_AAA=http://(ホスト名)/cbsearchj/cbrpc/cbs 20707 aaa aaa ISP_DOCUMENT_CB_DOCDB_AAA=http://(ホスト名)/cbsearchj/cbrpc/cbs 20707 bbb bbb ※注意 添付ファイルの保存形式は id でも real でも可です。しかし 運用開始後に保存形式を切り替えることはできません。切り替 えた場合、それまでに保存されたファイルを参照することがで きなくなります。(保存形式は%ResourceService%/pages/start pack/startpack.iniファイルで設定します。) --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ConceptBaseの設定 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- (1)im-StorageServiceの各添付ファイル保存フォルダにアクセス権 を設定します。 ○掲示板添付ファイル保存フォルダ im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/ログイングループID/notice ※上記フォルダが、文書データベースの作成元となります。 [設定例]:ログイングループ[AAA]とログイングループ[BBB]で、検 索先の文書データベースを切り分けて利用する際の設定 例 1.以下フォルダに対し、ユーザー[aaa]のアクセス権を設定。 im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/AAA/notice 2.以下フォルダに対し、ユーザー[bbb]のアクセス権を設定 im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/BBB/notice ○ドキュメント管理添付ファイル保存フォルダ im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/ログイングループID/document ※上記フォルダが、文書データベースの作成元となります。 [設定例]:ログイングループ[AAA]とログイングループ[BBB]で、 検索先の文書データベースを切り分けて利用する際の 設定例 1.以下フォルダに対し、ユーザー[aaa]のアクセス権を設定。 im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/AAA/document 2.以下フォルダに対し、ユーザー[bbb]のアクセス権を設定 im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/BBB/document 上記document、notice各フォルダにアクセス権を設定します。 ログイングループ毎に異なるログイン名/パスワード設定が必要 になります。 補足:noticeフォルダ以下は、掲示板の参照&登録画面の掲示板 種別毎に実フォルダが作成され、その中に添付ファイルが 保存されます。作成される実フォルダ名は、掲示板の種別 コードになります。 StartPackより文書データベースに対して検索を行う際には、 Intra-martへのログインユーザー(検索を実施したユーザ ー)が所属しているグループ毎に、走査対象の文書データ ベースを切り分ける必要が御座います。(ログイングルー プ間はデータの共有を行わない為です。) StartPackの設 定(2)で行った設定は、ログイングループと文書データ ベースを操作するユーザーの関連を設定し、ログイングル ープ毎に走査文書データベースを切り分ける為となります。 (2)CBSearchサーバマネージャで文書データベースを新規登録します。 このとき、ログイングループ毎にドキュメント管理、掲示板を異な る文書データベースで保存します。 ○文書データベースの作成 作成元タブで追加し作成元のURL を記述し、そのオプションのユ ーザ設定でユーザ名パスワードを設定します。ここで設定される ユーザーは文書データベースに対し走査を行うユーザーとなります。 [設定例]:ログイングループ[AAA]とログイングループ[BBB]で、検索 先の文書データベースを切り分けて利用する際の設定例 ○ログイングループ[AAA]の走査対象となるドキュメント管理用文書データベースの作成 1.0.CBSearchサーバマネージャより[文書データベース-新規作成]を選択 1.1.[文書データベース名]に、作成する文書データベースの名前を設定します。 [設定例]:AAA_DOCUMENT ※作成先のルートフォルダおよび、作成先のフォルダ名は任意となります。 1.2.[追加]をクリックし[システムの種類]で、作成元のURLのシステムを設定します。 作成元のURL設定例:im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/AAA/document ※im-StorageServiceルート(<%Intramart%>/storage)は環境に合せてご変更下さい 1.3.[オプション]を選択し、事前に作成されたユーザー情報の設定を行った後、[OK]をクリックして下さい。 [設定例]:[ユーザー名]:aaa [設定例]:[パスワード]:aaa ※ここで設定されるユーザーは、文書データベースに対して走査を行います。 1.4.[作成元のURL追加]ダイアログボックスで[OK]をクリックして下さい。 1.5.文書データベースをすぐに作成して下さい。 ○ログイングループ[AAA]の走査対象となる掲示板用文書データベースの作成 1.0.CBSearchサーバマネージャより[文書データベース-新規作成]を選択 1.1.[文書データベース名]に、作成する文書データベースの名前を設定します。 [設定例]:AAA_NOTICE ※作成先のルートフォルダおよび、作成先のフォルダ名は任意となります。 1.2.[追加]をクリックし[システムの種類]で、作成元のURLのシステムを設定します。 作成元のURL設定例:im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/AAA/notice ※im-StorageServiceルート(<%Intramart%>/storage)は環境に合せてご変更下さい 1.3.[オプション]を選択し、事前に作成されたユーザー情報の設定を行った後、[OK]をクリックして下さい。 [設定例]:[ユーザー名]:aaa [設定例]:[パスワード]:aaa ※ここで設定されるユーザーは、文書データベースに対して走査を行います。 1.4.[作成元のURL追加]ダイアログボックスで[OK]をクリックして下さい。 1.5.文書データベースをすぐに作成して下さい。 ○ログイングループ[BBB]の走査対象となるドキュメント管理用文書データベースの作成 1.0.CBSearchサーバマネージャより[文書データベース-新規作成]を選択 1.1.[文書データベース名]に、作成する文書データベースの名前を設定します。 [設定例]:BBB_DOCUMENT ※作成先のルートフォルダおよび、作成先のフォルダ名は任意となります。 1.2.[追加]をクリックし[システムの種類]で、作成元のURLのシステムを設定します。 作成元のURL設定例:im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/BBB/document ※im-StorageServiceルート(<%Intramart%>/storage)は環境に合せてご変更下さい 1.3.[オプション]を選択し、事前に作成されたユーザー情報の設定を行った後、[OK]をクリックして下さい。 [設定例]:[ユーザー名]:bbb [設定例]:[パスワード]:bbb ※ここで設定されるユーザーは、文書データベースに対して走査を行います。 1.4.[作成元のURL追加]ダイアログボックスで[OK]をクリックして下さい。 1.5.文書データベースをすぐに作成して下さい。 ○ログイングループ[BBB]の走査対象となる掲示板用文書データベースの作成 1.0.CBSearchサーバマネージャより[文書データベース-新規作成]を選択 1.1.[文書データベース名]に、作成する文書データベースの名前を設定します。 [設定例]:BBB_NOTICE ※作成先のルートフォルダおよび、作成先のフォルダ名は任意となります。 1.2.[追加]をクリックし[システムの種類]で、作成元のURLのシステムを設定します。 作成元のURL設定例:im-StorageServiceルート/startpack/fsroot/BBB/notice ※im-StorageServiceルート(<%Intramart%>/storage)は環境に合せてご変更下さい 1.3.[オプション]を選択し、事前に作成されたユーザー情報の設定を行った後、[OK]をクリックして下さい。 [設定例]:[ユーザー名]:bbb [設定例]:[パスワード]:bbb ※ここで設定されるユーザーは、文書データベースに対して走査を行います。 1.4.[作成元のURL追加]ダイアログボックスで[OK]をクリックして下さい。 1.5.文書データベースをすぐに作成して下さい。 (3)自動処理を設定します。その際、一時間おきなど一定時間間隔で更新する必要 があります。 (4)CBSearchサーバマネージャのツールメニューからオプション選択します。 文書データベースタブでテキストファイル拡張子の記述に"*"を追加します。 拡張子なしのファイルも検索対象になります。 (これにより、添付ファイルの保存形式をidにした場合でもConceptBaseの 検索対象とすることができます。) (5)ドキュメント管理、掲示板のファイル内容検索を、ログイングループ[AAA]、[BBB]で検索可能である事を確認。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------