IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第22版 2024-04-01

2. はじめに

2.1. 本書の目的

本書では IM-PDFDesigner for Accel Platform を利用したユーザプログラムを開発する場合の基本的な方法や注意点等について説明します。

2.2. 対象読者

次の開発者を対象としています。

  • IM-PDFDesigner for Accel Platform で初めてプログラミングを行う開発者
  • IM-PDFDesigner for Accel Platform の各機能を利用したい開発者

Java でプログラムを実装する場合は、 JavaEE開発モデル によるプログラムの開発方法を理解している必要があります。

JavaScript でプログラムを実装する場合は、 スクリプト開発モデル によるプログラムの開発方法を理解している必要があります。

ロジックフロー でプログラムを実装する場合は、 IM-LogicDesigner の仕様、操作方法を理解している必要があります。

注意

IM-LogicDesigner と連携して、PDF帳票の出力処理を作成できるアプリケーションとして、 IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform IM-LogicDesigner連携 (以下 FullPack版 IM-LogicDesigner 連携 と記述します)があります。

FullPack版 IM-LogicDesigner 連携 を使用する場合は、 IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform が必要です。

2.3. 本書の構成

本書は次の章で構成されています。

2.4. 用語解説

用語 説明
帳票レイアウト 作成するPDFファイルの雛形
帳票デザインツール 帳票レイアウトを作成するためのツール
単票形式

帳票レイアウトの種類で、帳票上の各項目がそれぞれ独立している様式のもの

次の帳票を作成するのに適している

  • 複雑なレイアウトの帳票
  • 明細表を持たない帳票
  • 行数固定の明細表を扱う帳票
連票形式

帳票レイアウトの種類で、帳票上の各項目が連続した複数の行となっている様式(Excel様式)のもの

次の帳票を作成するのに適している

  • 連続した表形式の帳票
  • 行数可変の明細表を扱う帳票
識別子 帳票レイアウト上に、文字列や画像などの情報を埋め込むための項目
%RESIN_HOME% Resin をインストールしたディレクトリ
%HOME_PATH% intra-mart Accel Platform ホームディレクトリ
%PUBLIC_STORAGE_PATH% PublicStorageとして使用するディレクトリ
%IOWEBDOC_HOME% 連携エンジン IOWebDOC をインストールしたディレクトリ