IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第21版 2023-10-01

4. レイアウト定義ファイルの作成

出力するPDFファイルの見た目(レイアウト)のイメージが出来ましたら、次はレイアウトデザインツールを利用してレイアウト定義ファイルを作成します。

レイアウトデザインツールは、 Windows 環境で動作します。UNIX/ Linux 環境を利用する場合でも、レイアウト定義は Windows 環境で行います。

注意

利用フォントは、 固定幅フォント です。 プロポーショナルフォント は利用できません。

(例)

  • MSゴシック → 利用できます。
  • MS Pゴシック → 利用できません。

コラム

通常、プリンタには印字可能な範囲(プリンタのヘッドが動ける範囲=余白)があります。

用紙サイズ目いっぱいにデザインしますと、プリンタの余白の制限で印字されない部分が出る場合があります。

適切な余白を確保して、帳票レイアウトを作成してください(最低5mm以上は必要です)。

コラム

PDFファイルへの印影付与については「 PDFファイルへの印影付与について 」を参照してください。

4.1. 利用可能な帳票レイアウトツール一覧

利用可能な帳票レイアウトツールの一覧です。

用途 帳票レイアウトツール名 レイアウトファイルの拡張子
単票用 IODOC dlf/iod
連票用
IODBDOC
IOCELA
ddl
clf/def

4.2. 各帳票レイアウトツール

4.2.1. 単票用( IODOC )

単票用( IODOC )は、複雑なレイアウトのページの作成に適しています。

「スタート→すべてのプログラム→IOWebDOC Vx.x.x.x→IODOC」 を実行すると、単票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。

(x.x.x.xの部分にはバージョン番号が入ります)

IODOC の使い方に関しては、 専用のマニュアル(IODOCツールマニュアル) を参照してください。

../../_images/create_layout_1.png

また、PDFファイルを作成する時にCSV形式のデータと連携させる場合、変換定義ファイル(cdd)が必要です。

この変換定義ファイルは、 CDDエディタ を利用すると簡単に作成できます。

CDDエディタ の使い方に関しては、 専用のマニュアル(CDDEDITツールマニュアル) を参照してください。

「スタート→すべてのプログラム→YSS IOWebDOC→CDDエディタ」を実行すると、 CDDエディタ が起動します。

../../_images/create_layout_2.png

コラム

Linux 環境の場合、単票レイアウトの保存形式は「V4.9形式」を選択してください。「V.4.9.3形式」で保存した場合、処理実行時に「-100 ファイルアクセスエラー」になります。

4.2.2. 連票用( IODBDOC )

連票用( IODBDOC )は、連続した表形式の帳票の作成に適しています。

「スタート→プログラム→YSS IOWebDOC→IODBDOC」 を実行すると、連票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。

IODBDOC の使い方に関しては、 専用のマニュアル(IODBDOCツールマニュアル) を参照してください。

../../_images/create_layout_3.png

コラム

連票用( IODBDOC )の拡張子は、ddlです。

コラム

連票用として、 IOCELA / IODBDOC の2種類のツールをご用意しています。 IODBDOC の方が IOCELA よりも機能面で優れており、 IOCELA で生成した既存帳票がある場合を除いて、 IODBDOC の利用を推奨します。

4.2.3. 連票用( IOCELA )

連票用( IOCELA )は、連続した表形式の帳票の作成に適しています。

「スタート→プログラム→YSS IOWebDOC→IOCELA」 を実行すると、連票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。

IOCELA の使い方に関しては、 専用のマニュアル(IOCELAツールマニュアル) を参照してください。

../../_images/create_layout_4.png

コラム

連票用( IOCELA )の拡張子は、def/clf の2種類があります。def/clf の中身は同じです。拡張子はそのままでどちらも連票用( IOCELA )のレイアウトとして利用できます。

コラム

連票用として、 IOCELA / IODBDOC の2種類のツールをご用意しています。 IODBDOC の方が IOCELA よりも機能面で優れており、 IOCELA で生成した既存帳票がある場合を除いて、 IODBDOC の利用を推奨します。

コラム

連票用( IOCELA )は、設定ファイルで出力を制御することが可能です。

詳細については、「 IOCELA (連票形式)の出力カスタマイズ 」を参照してください。

4.3. ツールマニュアル(帳票レイアウト作成)

4.3.2. 連票ツール: IODBDOC

4.3.3. 連票ツール: IOCELA