5.3.1.2. Storage¶
Storage 領域として利用するパスを指定します。
「ProjectNavigator」内の 「(プロジェクト名)/conf/storage-config.xml」 ファイルをダブルクリックで開き、「ソース」タブを選択してください。<storage-config>/<storage-info>/<root-path-name> に Storage 領域のパスを設定します。
<root-path-name>${resin.home}/storage</root-path-name>注意
- 必ず適切なパスに変更してください。
Storage 領域には、システムを運用するために必要不可欠な情報が保存されます。/tmp 等、OS により意図せず削除される可能性のあるパスは指定しないでください。また、デフォルト値として指定されている ${resin.home}/storage は、Resin のバージョンアップ時に誤って削除してしまう可能性が考えられます。そのため、適切なパスに変更していただくことを推奨します。
テナント毎に利用するストレージ(パブリックストレージ)については設定ファイルでの指定と画面からの指定で、パスが異なります。設定ファイルで指定した場合は 「<root-path-name>/<public-directory-name>/<storage-directory-name>/テナントID」です。後述する画面から指定する場合は 「画面から指定したストレージパス/<storage-directory-name>」です。コラム
- WARファイルによる複数テナントの場合
テナント数分、Storage領域を準備してください。各テナント毎に利用するStorage領域を設定してください。コラム
- 分散環境を構築する場合
Storageのルートディレクトリに指定するパスは全て同じ共有ディレクトリを参照するように設定してください。サーバ毎に参照先が異なる場合、Storageに配置したファイルが共有できません。コラム
- 分散環境のサーバをWindowsサービスに登録する場合
共有ディレクトリのパスはUNC形式で指定してください。ドライブレターで指定した場合、Windowsサービスから起動を行った際に共有ディレクトリにアクセスできません。