3.4. 代理設定¶
代理とは、処理権限を持つ利用者本人が、別の利用者に処理を依頼する機能です。代理を依頼された利用者は、依頼元が処理対象となっている申請や承認を行えます。IM-Workflow の代理設定には、以下の3種類があります。
代理
利用者が出張等の理由で不在となる場合に、代理として案件の処理を別の利用者に委託します。代理先としてユーザのみ指定可能で、全てのフローが対象です。特定業務代理
対象フローの処理を別の利用者に代行してもらうこと。ユーザ、組織、パブリックグループ、役職、役割での指定が可能で、対象となるフローを指定します。権限代理
申請または承認処理を別の利用者に代行してもらうことです。ユーザ、組織、パブリックグループ、役職、役割での指定が可能で、全てのフローが対象です。各種代理設定の処理操作について説明します。コラム
- 代理設定は、登録した時点で即時に反映されます。
- ワークフロー管理者は、代理機能の使用可否を設定できます。「代理」「特定業務代理」「権限代理」それぞれ別々に設定できます。初期設定では「代理」「特定業務代理」が使用可能に設定されています。
- 代理の代理はできません。
- 「代理」「特定業務代理」「権限代理」の仕様については、「 IM-Workflow 仕様書 」-「 代理 」を参照してください。