4.3.1. 運用中バージョンの変更による影響範囲( IM-Workflow )¶
IM-Workflow で未完了案件が存在する状態で定義の変更を行った場合の影響¶
IM-BIS で未完了案件が存在する状態で定義の変更を行った場合の影響¶
原則、 IM-BIS 、 IM-FormaDesigner の定義内の情報については、 IM-Workflow で行われている申請時のスナップショットの対象外です。そのため、処理中の案件が存在するバージョンへの変更を行うと、案件にも変更内容が反映されます。処理中の案件が存在する状態で変更を行った場合の影響には、以下の例があります。
IM-FormaDesigner への追記設定変更した場合、処理中案件の承認ノードで追記できる項目が変更されます。承認ノードでの追記後に変更された場合、追記内容は案件の入力内容として保持されます。 IM-FormaDesigner のフォームの変更処理中案件の承認ノード等で表示される画面(フォーム)が変更されます。IM-BIS の動的処理者設定
処理中案件に対する動的処理者の設定前に、動的処理者設定を変更した場合、変更後の設定に基づいて、処理対象者が決定します。一度設定後であっても、差戻し等で処理対象者を再決定する場合にも、変更後の設定で動的処理者が決定します。
未完了案件(申請中の案件)に変更が反映される定義や設定¶
以下の一覧は、変更内容が未完了案件(申請中の案件)に反映されるかどうかをまとめています。運用中に変更を行う場合には、以下の一覧を参考にし、影響範囲を考慮した上で実施してください。
:反映される
:反映されない(申請時の情報を保持or参照する)
定義 詳細 反映有無 補足事項 コンテンツ定義 基本情報 画面 ユーザプログラム メール IMBox ルール ルート定義 基本情報 ルート詳細 フロー定義 基本情報 参照者 コンテンツ詳細 ルート詳細 ユーザモジュール(プログラム関連) 画面 コンテンツ定義の参照先の実ファイル(ソース)の変更は、案件に反映されます。 ユーザプログラム コンテンツ定義の参照先の実ファイル(ソース)の変更は、案件に反映されます。 メール定義 IMBox定義 メッセージ定義 ルール定義 IM-FormaDesigner アプリケーション(フォーム) IM-共通マスタ ユーザ メールアドレスは、送信日時点のマスタを参照します。 組織 役職 パブリックグループ 役割 ロール