5.1.1.1. システム設定¶
IM-Workflow のシステムに関する設定を行います。システム設定は、 IM-Juggling 上で編集が可能です。設定ファイル:WEB-INF/conf/im-workflow-system-config.xml
5.1.1.1.1. 案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox送信処理の同期/非同期制御の設定¶
案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox送信処理は非同期で実行しますが、アプリケーションサーバ製品によっては処理時のトランザクション制御でエラーが発生することがあります。この場合、設定を変更して処理を同期で実行することにより、エラーを回避させます。コラム
上記の事象を発生させる制限は、 intra-mart Accel Platform 2013 Autumn(Eden) で解除されました。
非同期制御を行う場合、別スレッドで動作するため、ユーザプログラムでセッション情報を取得する事はできません。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 同期/非同期制御 <im-workflow-system-config>/<thread>/<arrive-process-async> true:非同期false:同期
5.1.1.1.2. 到達処理(承認)で同時アクセスエラー発生のリトライ設定¶
分岐内の複数ノードで自動処理が行われた場合、1つの案件に対して複数の到達処理(承認)が同時に発生することがあります。この場合、案件には同時にアクセスできないために到達処理(承認)でエラーが発生しますが、到達処理(承認)を実行する必要があるため、成功するまでリトライします。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 到達処理(承認)のリトライ回数 <im-workflow-system-config>/<arrive-approve-at-sametime>/<arrive-approve-at-sametime-retry-count>設定範囲(回): [1] – [10] 1回のリトライあたりの待ち時間(秒) <im-workflow-system-config>/<arrive-approve-at-sametime>/<arrive-approve-at-sametime-wait-second>設定範囲(秒): [1] – [10]
5.1.1.1.3. XMLファイルキャッシュの設定¶
XMLファイルキャッシュの設定を変更できます。XMLファイル、 データベース へのアクセス数を減らし、システム全体の負荷を軽減します。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 XMLファイルキャッシュ設定 <im-workflow-system-config>/<xml-file-cache>/<not-use-xml-file-cache> true :キャッシュ化しない。false :キャッシュ化する。(デフォルト) XMLファイルキャッシュ保存時間(秒) <im-workflow-system-config>/<xml-file-cache>/<xml-file-cache-store-second> 初期値 :15秒設定範囲 :1秒以上0秒設定の場合は、初期値15秒を利用します。 XMLファイルキャッシュ保存最大数 <im-workflow-system-config>/<xml-file-cache>/<xml-file-cache-store-max-size> 初期値:500設定範囲:1以上0設定の場合は初期値500を利用します。
5.1.1.1.4. 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ設定¶
処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ設定を変更できます。処理対象者標準プラグイン実行処理を減らし、システム全体の負荷を軽減します。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ利用不可設定 <im-workflow-system-config>/<standard-plugin-result-cache>/<not-use-standard-plugin-result-cache> true :キャッシュ化しない。false :キャッシュ化する。(デフォルト) 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ保存時間(秒) <im-workflow-system-config>/<standard-plugin-result-cache>/<standard-plugin-result-cache-store-second> 初期値 :60分(3600秒)設定範囲 :1秒以上0秒設定の場合は、初期値60分を利用します。 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ保存最大数 <im-workflow-system-config>/<standard-plugin-result-cache>/<standard-plugin-result-cache-store-max-size> 初期値:10000設定範囲:1以上0設定の場合は初期値10000を利用します。
5.1.1.1.5. 処理対象者標準プラグインユーザ情報取得最大人数設定¶
処理対象者標準プラグインのユーザ情報取得処理で1つのクエリで同時に取得する情報数を設定します。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 処理対象者標準プラグインユーザ情報取得最大人数設定 <im-workflow-system-config>/<standard-plugin-user-info>/<standard-plugin-user-info-max-select-length> 初期値 :1000設定範囲 :データベースのIN句制限に合わせて設定します。例)オラクルの場合は1000より大きい数字を設定するとユーザ情報取得処理で失敗します。