4.1.33. 旧ノード連携情報削除¶
4.1.33.1. ジョブ概要¶
指定されたフロー定義の旧ノード連携情報を削除します。
コラム
当ジョブは 2018 Winter(Urara) より追加されました。
コラム
ノード連携情報とは
ノード連携情報とは、フロー定義でノード毎に設定できる情報を指します。ノード連携情報の設定方法については、「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の「 ノードを編集する 」を参照してください。また、ノード連携情報が大量になると以下の処理のパフォーマンスに影響を与える場合があります。- 案件の申請
- フロー定義のインポート、エクスポート
コラム
旧ノード連携情報とは
旧ノード連携情報とは、過去に設定したノード連携情報を再度設定しなくても設定が引き継がれるように、DBで持っている古いノード連携情報です。旧ノード連携情報が発生する操作と、その操作によって発生した旧ノード連携情報の再利用シーンは以下の通りです。フロー定義が参照しているルート定義の変更(ノードの削除、または、nodeIdの変更)
フロー定義が参照しているルート定義で、ノードの削除、または、nodeIdの変更を行った場合、削除、または、変更により使用されなくなったnodeIdに対してフロー定義で設定されていたノード連携情報を旧ノード連携情報として持ち続けます。この旧ノード連携情報は、再度ルート定義の変更を行い、以前にノードの削除、または、nodeIdの変更をしたnodeIdを使用した場合に使われます。過去に設定したnodeIdに対するノード連携情報が引き継がれるため、再度ノード連携情報を設定しなおす必要が無くなります。フロー定義のバージョン追加
フロー定義のバージョンを追加した場合、過去のバージョンが参照している定義(コンテンツ定義、ルート定義)のバージョンと新しく追加したフロー定義のバージョンとの組み合わせでノード連携情報を作成し、旧ノード連携情報として持ち続けます。この旧ノード連携情報は、追加したフロー定義のバージョンの期間を過去に伸ばした際に使われます。その期間に設定されていた過去のバージョンのノード連携情報が引き継がれるため、再度ノード連携情報を設定しなおす必要が無くなります。フロー定義が参照する定義(コンテンツ定義、ルート定義)の変更
フロー定義が参照する定義(コンテンツ定義、ルート定義)の変更をした場合、変更前の定義とのノード連携情報を旧ノード連携情報として持ち続けます。この旧ノード連携情報は、フロー定義が参照する定義(コンテンツ定義、ルート定義)を変更前の定義に再度変えた場合に使われます。以前に設定したノード連携情報が引き継がれるため、再度ノード連携情報を設定する必要が無くなります。
コラム
トランザクションについて
旧ノード連携情報の削除(データベースに対する削除)のトランザクションはフロー定義単位です。そのため、特定の1つのフロー定義の旧ノード連携所法の削除が失敗しても、他のフロー定義の旧ノード連携情報の削除処理には影響がありません。
コラム
ジョブ実行中の案件の申請・処理
当ジョブ実行中の案件の申請・処理は可能です。ただし、通常より処理時間が長くなる場合がありますので、注意してください。
注意
当ジョブ実行中のコンテンツ定義・ルート定義・フロー定義の変更はしないでください。
必要なノード連携情報が削除される場合があります。
注意
旧ノード連携情報を削除した後は、旧ノード連携情報を元に戻すことはできません。
バックアップを取った後、当ジョブを実行することを推奨します。
4.1.33.2. 実行パラメータ¶
ジョブに指定するパラメータリストです。
キー 値 名前 必須 デフォルト値 flowId flowId フローID
flowId(フローID)旧ノード連携情報を削除するフロー定義のフローIDを指定します。複数の場合は「,(カンマ)」で区切ります。パラメータの指定がない場合は、すべてのフロー定義を対象に旧ノード連携情報を削除します。対象のフロー定義にあるノード連携情報の数に応じて、処理時間が長くなりますので、注意してください。
4.1.33.3. ジョブネット¶
このジョブが使用するジョブネットです。
旧ノード連携情報削除ジョブ