4.1.21. 案件添付ファイルデータ移行(Database LOB->File)¶
4.1.21.1. ジョブ概要¶
データベースに保存されている案件の添付ファイルをストレージに移行します。ジョブ実行後には、移行前のデータベースの案件の添付ファイルを削除します。注意
- IM-Workflowに関連するジョブと、当該ジョブが並列で実行されることが無いように注意してください。
- 非同期-タスクキュー一覧の並列タスクキューに、待機中または処理中のタスクがある場合は、当該ジョブを実行しないでください。
- 当該ジョブ実行中には、案件に対する処理を行わないでください。
いずれも、 トランザクションデータおよび案件の添付ファイルに不整合が発生 する場合があるため注意してください。また、移行件数やファイルサイズに応じてジョブの実行時間が長くなる点に留意する必要があります。なお、非同期-タスクキュー一覧の並列タスクキューを参照する方法については「システム管理者操作ガイド」-「非同期-タスクキュー一覧」を参照してください。
4.1.21.2. 実行パラメータ¶
ジョブに指定するパラメータリストです。
キー 値 名前 必須 デフォルト値 matterStatus 案件状態 必須 archiveMonth アーカイブ年月
matterStatus(案件状態)移行対象の案件状態を指定します。設定しない場合はエラーが発生します。
設定値 説明 0 未完了案件の添付ファイルを対象に移行します。 1 完了案件の添付ファイルを対象に移行します。 2 過去案件の添付ファイルを対象に移行します。この場合、対象となるアーカイブ年月を指定してください。
archiveMonth(アーカイブ年月)「matterStatus」が"2"(過去案件)の場合、移行対象のアーカイブ年月を"yyyyMM" 形式の値で指定します。「matterStatus」が"0"(未完了案件)、または"1"(完了案件)の場合、当パラメータの設定値は無視されます。
4.1.21.3. ジョブネット¶
このジョブが使用するジョブネットです。
案件添付ファイル移行(Database LOB->File)