3.9.5.1. 案件プロパティ¶
案件処理中にユーザコンテンツ固有の業務データを保持したい場合、「案件プロパティ」を使用して業務データを保持できます。
- 案件プロパティはKey & Value形式とします。
- Keyは案件内(ユーザデータID)で一意とします。
- 案件プロパティはワークフロー側の処理の影響を受けません。
- 案件プロパティの登録・取得は任意のタイミングで行えます。
- 案件が開始する前の状態でも登録・取得ができます。
- ユーザコンテンツがKey指定でプロパティ値の登録・取得を行うことができます。
- 同一案件上の複数の画面の間、複数のユーザプログラムの間などでプロパティ値の共有ができます。
ユーザコンテンツと案件プロパティ
案件プロパティのKeyを「案件プロパティ定義」機能でシステム一意に設定することで、下記機能で案件プロパティを使うことができます。
- ルールが判定するパラメータとして案件プロパティキーの選択ができます。
案件プロパティ定義の動作
- 案件を一覧表示する画面で案件プロパティキーに対応するプロパティ値の表示ができます。
案件プロパティ定義の動作
- メッセージ/メール/ IMBox テンプレートの置換文字列として案件プロパティキーを使用できます。
案件プロパティ定義の動作