intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

3.11.15. 引戻しの処理ルール

  • 引戻しでは引戻し元ノードの直前の処理済みノードにのみ処理の移動ができます。

引戻しできる引戻し先

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  • 引戻し後、引戻し先からさらに引戻すことはできません。

引戻しの引戻しはできない

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  • 差戻し後、差戻し元に引き戻すことができます。
    ただし、差戻しの方向に引戻すことはできません。

差戻し後の引戻しの方向

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  • 保留中のノードから引戻しすることはできません。
    保留の解除後は引戻しできます。

保留中のノードからの引戻しはできない

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  • 引戻し前の処理で削除された動的承認ノードがある場合、差戻し後の再処理の際にあらためて復活/削除を行うことができます。
  • 引戻し前の処理で削除された横配置ノード、縦配置ノードがある場合、差戻し後の再処理の際にあらためてノードの展開を行うことができます。
  • 差戻し後、差戻し元に引戻した場合、差戻し先から差戻しノードの直前までのノードは再び処理済みに変わります。
  • 分岐内に処理済みノードまたは保留中のノードがある状態で、分岐前に差戻した後、差戻し元に引き戻した場合、分岐内で処理済だったノードは再び処理済みに、保留中だったノードは再び保留中に変わります。
  • 但し、再び保留中にする為に、以前処理した人で保留の履歴が追加されます。
  • 保留以外で、引戻しや差戻し後引戻しで処理待ちになったノードが復元される場合も同様にそれぞれの履歴が追加されます。
  • また、差戻しにより処理待ちになったノードが復元される場合は、処理対象者が再展開されます。

差戻し後の引戻し1

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差戻し後の引戻し2

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差戻し後の引戻し3

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差戻し後の引戻し4

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差戻し後の引戻し5

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差戻し後の引戻し6

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  • 引戻し元の処理対象者が振替を行った後も、引戻しができます。

振替したノードからの引戻しができる

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  • 引戻しでは分岐後から分岐内、分岐内から分岐前に処理の移動ができます。

  • 引戻し元と同じ分岐内に処理済みのノード、または保留中のノードが存在する場合、分岐内から分岐前に引戻しできません。
    同期も同様です。

処理済みノード、保留中ノードがある分岐内からは引戻しできない

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  • 分岐内でノードがないルートのみを通過して分岐を出た場合、分岐後のノードから引戻しできます。

ノードが無いルートを通過した場合の引戻し

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  • 分岐内で、承認ノードなどの処理可能なノードに到達すると同時に、ノードがないルートを通過し、その結果として分岐終了ノードの結合条件を満たして分岐を出た場合、分岐後のノードから引戻しを行うことはできません。

分岐内にシステムで終了されたノードがある場合、引戻しできない

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