3.11.15. 引戻しの処理ルール¶
- 引戻しでは引戻し元ノードの直前の処理済みノードにのみ処理の移動ができます。
引戻しできる引戻し先
- 引戻し後、引戻し先からさらに引戻すことはできません。
引戻しの引戻しはできない
差戻し後、差戻し元に引き戻すことができます。ただし、差戻しの方向に引戻すことはできません。差戻し後の引戻しの方向
保留中のノードから引戻しすることはできません。保留の解除後は引戻しできます。保留中のノードからの引戻しはできない
- 引戻し前の処理で削除された動的承認ノードがある場合、差戻し後の再処理の際にあらためて復活/削除を行うことができます。
- 引戻し前の処理で削除された横配置ノード、縦配置ノードがある場合、差戻し後の再処理の際にあらためてノードの展開を行うことができます。
- 差戻し後、差戻し元に引戻した場合、差戻し先から差戻しノードの直前までのノードは再び処理済みに変わります。
- 分岐内に処理済みノードまたは保留中のノードがある状態で、分岐前に差戻した後、差戻し元に引き戻した場合、分岐内で処理済だったノードは再び処理済みに、保留中だったノードは再び保留中に変わります。
- 但し、再び保留中にする為に、以前処理した人で保留の履歴が追加されます。
- 保留以外で、引戻しや差戻し後引戻しで処理待ちになったノードが復元される場合も同様にそれぞれの履歴が追加されます。
- また、差戻しにより処理待ちになったノードが復元される場合は、処理対象者が再展開されます。
差戻し後の引戻し1
差戻し後の引戻し2
差戻し後の引戻し3
差戻し後の引戻し4
差戻し後の引戻し5
差戻し後の引戻し6
- 引戻し元の処理対象者が振替を行った後も、引戻しができます。
振替したノードからの引戻しができる
引戻しでは分岐後から分岐内、分岐内から分岐前に処理の移動ができます。
引戻し元と同じ分岐内に処理済みのノード、または保留中のノードが存在する場合、分岐内から分岐前に引戻しできません。同期も同様です。処理済みノード、保留中ノードがある分岐内からは引戻しできない
- 分岐内でノードがないルートのみを通過して分岐を出た場合、分岐後のノードから引戻しできます。
ノードが無いルートを通過した場合の引戻し
- 分岐内で、承認ノードなどの処理可能なノードに到達すると同時に、ノードがないルートを通過し、その結果として分岐終了ノードの結合条件を満たして分岐を出た場合、分岐後のノードから引戻しを行うことはできません。
分岐内にシステムで終了されたノードがある場合、引戻しできない