3.24.2.2. バージョンを持つマスタ定義のインポート仕様¶
インポート・エクスポートに関して、「コンテンツ定義」「ルート定義」「フロー定義」は、バージョン情報を持っていますが、インポート・エクスポートの単位は定義内のバージョン情報を包括した1定義単位です。バージョン単位でのインポート・エクスポートを行うことはできません。対象:コンテンツ定義、ルート定義、フロー定義
- 同一IDが既存データに存在しないマスタ定義をインポートした場合、マスタ定義の新規登録として処理を行います。
- 同一IDが既存データに存在するマスタ定義をインポートする場合、以下の通り動作します。
バージョンを持つマスタ定義のインポート
インポートを行うと、マスタ定義を更新し、配下のデータをすべて置き換えます。同一IDが既存データに存在する場合、インポート後のバージョンは以下の通りです。
- 図のバージョン1のように既存データのみに存在する場合、既存データの該当バージョンは削除されます。
- 図のバージョン2のように既存データとインポートファイルの両方に存在する場合には、インポートファイルの内容でバージョン情報を置き換えます。
- 図のバージョン3のようにインポートファイルにのみ存在する場合には、該当のバージョンはインポートされます。
インポート後にバージョンが保持する期間で空白・重複期間が発生するような場合には、空白・重複期間とならないように調整されます。バージョンに含まれるコンテンツ定義の画面、ユーザプログラムやフロー定義のコンテンツ詳細(フロー連携情報)、ルート詳細(ノード連携情報)などについては、「3.23.2.1 バージョンを持たないマスタ定義のインポート仕様」と同じ方法でインポートを行います。