intra-mart Accel Platform Office 365 連携セットアップガイド 第9版 2024-04-01

10.1. WebSphere Application Server 利用時の追加設定

Web Application Server に WebSphere Application Server を利用する場合、SSL 証明書の認証問題が発生します。
解決方法として配布されている証明書を WebSphere Application Server のトラストストアに追加する必要があります。
WebSphere Application Server 8.5.5 の場合の例を説明します。

注意

Office 365 連携機能は、Office 365 のサービスを利用しているため、予告無く仕様(必要な SSL 証明書)が変更される場合があります。
本追加設定を行っても SSL 通信のエラーが発生する場合は、エラー内容に従い、適切な SSL 証明書を追加してください。

10.1.1. Microsoft 365 ルート証明書バンドル を追加する

  1. 以下のサイトから証明書ファイル[Microsoft 365 ルート証明書バンドル (P7B)]をダウンロードして、WebSphere Application Server 内の任意のディレクトリに配置します。

  2. メニューから[セキュリティー]-[SSL 証明書および鍵管理]を選択します。

    ../../_images/websphere_01.png
  3. [鍵ストアおよび証明書]リンクをクリックします。

    ../../_images/websphere_02.png
  4. [NodeDefaultTrustStore]リンクをクリックします。

    ../../_images/websphere_03.png
  5. [署名者証明書]リンクをクリックします。

    ../../_images/websphere_04.png
  6. [追加]ボタンをクリックします。

    ../../_images/websphere_05.png
  7. 以下の項目を入力・選択し、[OK]をクリックします。
    別名に任意の文字列を入力します。例: 「m365 Root Certs」
    ファイル名に、ダウンロードした証明書ファイルへのパスを入力します。
    データ・タイプ 「バイナリー DER データ」を選択します。
    ../../_images/websphere_06.png
  8. [保存]をクリックします。

    ../../_images/websphere_07.png
  9. WebSphere Application Server を再起動することで、設定が反映されます。